【第67回】フリーローンとは?カードローンとの違いやおすすめの商品をわかりやすく紹介
本記事では、フリーローンの特徴やメリットそしてデメリットを解説するとともに、おすすめの商品も紹介するので、フリーローンの利用を考えている人は、ぜひ役立ててください。
この記事は約12分30秒で読むことができます。
お急ぎの方、フリーローンのランキングを知りたい方は、このページ下部のこちらをご覧ください。
1. フリーローンとは
フリーローンとは、資金使途が自由な個人向けのローンです。原則として幅広い用途に利用ができますが、事業資金や投資資金としての利用はできません。
また、貸付形態が「証書貸付」となっており、カードローンのように借入限度額が設定されるのではなく、必要な金額を一括で借り入れ、その後は返済のみを続けていく点が特徴です。
まとまった金額を借り、返済期間を決めて計画的に返済していきたい人におすすめのローンです。
2. フリーローンのメリット・デメリットを解説
フリーローンのメリット・デメリットとしては、以下のものが挙げられます。それぞれの詳細をしっかりと理解しておきましょう。
2-1 メリット
フリーローンには基本的に資金使途に制限がありません。そのため、借り入れたお金を冠婚葬祭や引っ越し、旅行など自由に利用できる点がメリットです。
一般的に、資金使途を制限しないローンは金利が高めの傾向があります。しかしフリーローンの場合、資金使途が自由なカードローンに比べると、金利が低めに設定されています。金利が低い分、返済時の利息負担を抑えられる点はメリットでしょう。
ただし、フリーローンによっては金利が高めのものもあるため、利用を検討する際には必ず確認してください。下限金利だけでなく、上限金利もチェックすることが大切です。
フリーローンは一括で借り入れができるため、その後の返済管理がしやすくなるのもポイントです。
また、原則として追加の借り入れはできないので、不要な借り入れを防げます。カードローンのようにいつでも追加で借り入れができる状態にしておくと、つい借りすぎてしまうというリスクもありますし、その都度返済計画を立て直さなければならない手間が発生します。フリーローンだとそのような心配がありません。
2-2 デメリット
フリーローンの借入回数は原則として1回のみです。もし現在フリーローンで借り入れており、さらに追加で借り入れたいと思った場合でも、新たに申込み、審査を受けなければなりません。その際、最初に借り入れたときから収入が減っていたり、転職したりしたばかりなど、属性が変わっていると、審査に通らない可能性もあります。
また、フリーローンは申込みから借り入れまでの時間がかかる点がデメリットです。一般的なフリーローンの融資までにかかる期間は1週間から2週間程度といわれており、急な出費には対応できません。
さらにフリーローンは資金使途が原則自由なローンではあるものの、借り入れの際に何の用途で利用するのか金融機関の担当者から聞かれることがあります。フリーローンを提供する金融機関によっては融資の際に連帯保証人を求められるなど、融資に条件が付くケースもあることを知っておきましょう。
3. フリーローンとカードローンの違いとは
カードローンとはフリーローンと同様に資金使途が自由で、借入限度額まで繰り返し借り入れができるローンです。通常はローンカードが発行され、ローンカードを利用してカードローンを提供する金融機関のATMやコンビニに設置されている提携ATMから借り入れを行います。返済もATMから行うことができるため、非常に利便性が高い点が特徴です。
ここでは、フリーローンとカードローンにはどのような違いがあるのかについて、みていきましょう。
3-1 金利
カードローンと比べると、フリーローンの方が金利は低めに設定されています。金利が低いとその分、利息額が少なくなるため、返済総額を抑えることが可能です。
ただし、金利をはじめとする借入条件は審査によって決まります。必ずしもカードローンよりも低い金利が適用されるとは限らないことを念頭に置いておくことが大切です。
とはいえ、カードローンより高い金利が適用されたとしても、追加の借り入れが発生しない分、フリーローンの方が返済総額を抑えられる可能性があります。
3-2 借入回数
ここまで何度か説明しているとおり、フリーローンの借入回数は1回のみです。それに対し、カードローンは決められた借入限度額の範囲内であれば何度でも借りられます。
ただし、追加で何度でも借りられるということは、自分で借入額をきちんと把握しておかなければならず、さらに「返済できる額を借りる」という基本的なことを守らなければならないことを常に意識しておく必要があります。
3-3 返済期間
フリーローンでは、借り入れの際に返済期間が設定されます。借りた後は返済計画に沿って、返済していくだけです。
カードローンの場合は毎月の最低返済額は決まっていますが、返済期間は設定されていません。そのため、追加で借り入れた場合、返済期間がその分延びていきます。
フリーローンは返済期間が借り入れの際に決まりますが、カードローンは利用者の使い方次第で返済期間が変わる仕組みです。
3-4 追加借入
フリーローンは1回の契約で、借入金額そして返済期間が決まる仕組みのため、カードローンのように自由に追加借入できません。返済期間中に追加で借り入れの必要が発生した場合は新たに借り入れを申込み、審査を受ける必要があります。
ただし場合によっては、追加借入の審査に通らなかったり、審査に通ったとしても希望の借入金額よりも少ない額を掲示されたりすることがあるため注意が必要です。
カードローンの場合は、設定されている借入限度額の範囲内で、繰り返し追加の借り入れが可能です。借り入れた額を返済すれば、その分借入限度額が増える仕組みになっているため、きちんと返済を行っていれば追加の借り入れも問題なくできるでしょう。
さらに、必要なら借入限度額の増額もできます。その際には利用しているカードローン会社に申込み、増額審査を受ける必要があります。継続してカードローンを利用していれば、カードローン会社から増額案内が届くこともあるため、確実に増額したいなら増額案内が届くのを待った方がいいでしょう。
3-5 管理のしやすさ
フリーローンは借入回数が1回で、その時点で返済期間も決まっているため、返済計画が立てやすいという特徴があります。
一方カードローンの場合、何度も追加で借り入れを行うと、現在どれだけ借りているのか、現在の最低返済額に応じた返済期間はどのくらいかなどを確認する必要があり、都度、完済に向けた返済計画を立て直さなければなりません。
追加借り入れの都度、返済計画を立て直せる管理能力のある人は問題ないかもしれませんが、1度決めた返済スケジュールをできれば変更したくないと考える人にはフリーローンがおすすめです。
4. フリーローンとカードローンはどちらを選ぶべき?
フリーローンのメリット・デメリット、フリーローンとカードローンの違いが分ったところで、ここからそれぞれのローンをおすすめする人・シーンを紹介します。
4-1 フリーローンがおすすめの人・シーン
フリーローンがおすすめなのは「さまざまな目的で利用するためのお金をまとめて準備したい人」や「お金を借りるにあたって、金利負担をできるだけ抑えたい人」です。
また、「お金を借りすぎてしまうことに不安を感じる人」や「返済における家計の収支管理に自信が持てない人」もフリーローンが向いているでしょう。
なかには「借り入れたお金の範囲内で目的達成のためにやりくりをしたい」と考える人もいますが、そのような人もフリーローンが適しています。
フリーローンの利用がおすすめのシーンとしては、比較的まとまった金額が必要となるタイミングが事前に決まっている「海外旅行の費用の工面」や「引っ越しの準備」、「資格取得資金(資格講座通学費用)」などが挙げられます。
4-2 カードローンがおすすめの人・シーン
カードローンがおすすめの人は、「すぐにお金を工面したい」と考えている人です。カードローンのなかには即日融資に対応しているものもあるため、緊急で手元にお金を用意しなければいけない場合に適しています。
また、「まとまった金額を借りるよりも、必要な時に必要な金額だけ借りられる体制を作っておきたい」と思う人もカードローンに向いています。
カードローンの利用がおすすめのシーンは「冠婚葬祭費用の工面」や「納税費用の調達」、「予定外の出費があり、給料日までの生活費を工面しなければならないケース」などです。
自分にはフリーローンとカードローンのどちらが適しているかを確認してみてください。
5. フリーローンの選び方とは
続いて実際にフリーローンを利用しようと考えた際、どのようなポイントに注意して選ぶべきかについて解説します。
5-1 選び方1:金利
フリーローンはカードローンよりも金利が低めに設定されているとはいえ、無担保という性質上、担保を提供するローンと比べると金利は高くなります。
また、適用される金利は審査によって決まるため、最終的な金利は審査に通過してからでないと分りません。必ずしも最低金利が適用されるとは限らないことを理解し、返済計画は最高金利が適用されたと仮定して立てることが大切です。
申込もうとしているフリーローンの最低金利・最高金利を確認し、さらには、用意されている金利プランが、変動金利か固定金利かを確認することも忘れないようにしてください。
5-2 選び方2:借入可能額
フリーローンの商品によって、借入可能額の設定は異なります。自分が借り入れようとしている金額に借入可能額が収まっているかを確認しておきましょう。ただし、最終的な借入金額は審査の結果によって決まるため、自分が希望する金額まで借りられないケースもあります。
5-3 選び方3:返済期間
いくら金利が低くても、返済期間が長ければその分、利息の負担は大きくなります。
金利の負担を抑えたいなら、できるだけ返済期間を短くするべきです。しかし、あまりにも返済期間を短くしすぎると毎月の返済額が大きくなり、家計に負担をかけてしまいます。
かといって、余裕を持って返済したいからと返済期間を長くすると、その分毎月の家計の負担は減りますが、利息負担は大きくなります。
返済期間を決めるにあたっては、複数のパターンでシミュレーションを行い、毎月の返済額そして金利負担額を比較し、自分の納得する返済期間を設定することがポイントです。
5-4 選び方4:申込手続き
フリーローンは、商品によって申込みから契約手続きまでインターネットで完結するものもあれば、契約時には来店が必要なものもあります。来店が必要な場合、金融機関の営業時間の関係で平日の昼間を指定されるケースが多いです。スムーズに申込手続きを進めるためにも、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
仕事などで平日の昼間に時間を取ることが難しい人は、申込みから契約手続きまでインターネットで完結できるフリーローンがおすすめです。
5-5 選び方5:借り入れまでのスピード
フリーローンはカードローンと異なり、申込みから借り入れまでの時間が最低でも1週間程度かかるケースが多くみられます。さらに、審査手続きに時間がかかると2週間程度になる可能性もあります。
手元にお金が必要な日が決まっているならば、その日から逆算し、余裕をもって申込むことはもちろん、申込先の金融機関に対し、融資までどのくらいの期間がかかるのかを事前に確認しておくと安心です。
6. フリーローンを利用するまでの流れ
フリーローンを利用するまでの一般的な流れは、以下のとおりです。
- 申込み:申込みフォームに必要情報を入力し、仮審査への申込みを行う。
- 仮審査:申込みフォームに記載された内容にもとづいて、仮審査が行われる。仮審査の結果は、申込みフォームに入力したメールアドレスや電話で通知される。
- 本申込み:仮審査に通過したら本申込みに移る。本人確認書類などの必要書類を提出し、本審査を受ける。
- 本審査:必要書類をもとに本審査が行われる。審査結果は仮審査と同様にメールや電話で通知される。
- 契約手続き:本審査を通過したら、契約手続きに移る。(インターネットで契約手続きが可能なケースもある)
- 入金:契約手続き終了後、指定した口座に借入金額が入金される。
6-1 手続きに必要な書類とは?
申込みの手続きに必要な書類は大きく分けて
- 本人確認書類
- 収入証明書類
- 資金使途確認書類
の3つです。
それぞれの具体的な書類の例については以下を参考にしてください。
また、借り入れる金額によっては、収入証明書および資金使途確認書類については、不要な場合もあります。
本人確認書類の例
- 運転免許証、運転経歴証明書
- パスポート
- 各種健康保険証
- マイナンバーカード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
など
収入証明書類の例
- 源泉徴収票
- 課税証明書
- 確定申告書の控え
など
資金使途確認書類の例
- 見積書
- 注文書
- 商品・サービスの金額がわかるパンフレット
など
6-2 事前準備は何をすべき?
まず、どれくらいの金額を借りるべきか考えましょう。その際には返済が負担にならない額に抑えることが大切です。さらに、他社からの借り入れが複数あると審査に影響する可能性があるため、使用していないカードローンを解約したり、返済中のローンを完済したりするなどの事前準備を行っておきましょう。
7. おすすめのフリーローン5選を紹介
おすすめのフリーローンを5つ厳選したので、ご紹介します。各商品の特徴も記載しているので、利用するフリーローンをどれにするか悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
※ここで紹介する情報はいずれも2022年8月現在のものです。最新の情報は必ず各金融機関の公式サイトでご確認ください。
7-1 三井住友銀行「フリーローン」
金利は年5.975%ですが、三井住友銀行の住宅ローンを利用中、もしくはSMBC Green プロジェクト関連の資金に利用する場合には金利が年3%引き下げられます。
資金使途は自由ですが、審査の際、借りたお金を何に利用するのかわかる資料を提出するよう求められます。また、借入後には、領収書など支払済確認書類の提出が必要です。
借入金額 | 10万円~300万円 |
---|---|
金利 | 年5.975%(変動金利) |
担保・保証人 | 不要 |
申込条件 | 以下の条件を全て満たす人 ・申込時の年齢が満20歳以上、満65歳以下 ・前年度の税込年収200万円以上で、安定した収入がある(年金収入のみの人は不可) ・指定の保証会社の保証を受けられる ・契約時に三井住友銀行のローン契約機で手続きができる ・日本国内在住 |
申込方法 | ・インターネット ・ローン契約機 ・電話 |
返済期間 | 最長10年 |
必要書類 | ・本人確認書類(運転免許証、パスポート、個人番号カードなど) ・年収確認書類(源泉徴収票、確定申告書など) ・資金使途確認書類(金額などがわかる請求書や契約書など) |
7-2 みずほ銀行「多目的ローン」
固定金利と変動金利から選べるタイプのフリーローンです。借入時の年齢が満18歳以上となっており、18歳成人を意識した条件に設定されています。ただし、18歳から20歳までの人は、店舗窓口でしか申込みできないので注意してください。
また、みずほ銀行の住宅ローンを利用中もしくは完済した人に向けた最長10年、最大1,000万円のフリーローンも用意されています。こちらも金利の優遇があり、証書貸付ローンを利用している、または過去に利用したことがある人は年-0.1%引き下げた金利を利用できます。
借入金額 | 10万円~300万円 |
---|---|
金利 | 年5.875%(変動金利)、年6.850%(固定金利) |
担保・保証人 | 不要 |
申込条件 | 以下の条件を満たす人 ・借入時の年齢が満18歳以上満66歳未満で、最終返済時年齢が満71歳未満 ・勤続年数が2年以上 ・前年度税込年収200万円以上で、安定かつ継続した収入が見込める ・証会社の保証を受けられる |
申込方法 | ・インターネット ・店舗窓口 |
返済期間 | 最長7年 |
必要書類 | ・本人確認書類 ・収入証明書類 ・資金使途確認書類 |
7-3 りそな銀行「フリーローン」
借入金額が50万円以下の場合は、必要書類は本人確認書類のみでいいという手軽さが好評です。審査の結果、年6%~14%のいずれかの固定金利が適用されますが、りそな銀行の住宅ローン利用者に対する優遇金利(年-0.5%の引き下げ)も用意されています。
借入金額 | 10万円~500万円 |
---|---|
金利 | 年6.0%、9.0%、12.0%、14.0%のいずれか(固定金利) |
担保・保証人 | 不要 |
申込条件 | 日本国内に居住しており、以下の条件を全て満たす人 ・申込時の年齢が満20歳以上満66歳未満で、最終返済時の年齢が71歳未満 ・継続、安定した収入がある(パート、アルバイト可。学生、専業主婦は不可) |
申込方法 | ・インターネット ・郵送 ・FAX |
返済期間 | 最長10年 |
必要書類 | ・本人確認資料 ・収入証明書類(契約金額が50万円超の場合) |
7-4 静岡銀行「フリーローン」
インターネットで申込みから契約まで完結でき、複数の借り入れがある場合のおまとめローンとしても利用できます。静岡銀行の口座がなくても申込めますが、契約までには口座の開設が必要です。おまとめローンとして利用できるなど使いやすい印象を受けます。学生は利用不可ですが、アルバイトや契約社員の人なら利用可能です。
借入金額 | 10万円~500万円 |
---|---|
金利 | 年4.5%、7.0%、9.0%、10.0%、12.0%、14.5%のいずれか(固定金利) |
担保・保証人 | 不要 |
申込条件 | 申込時の年齢が満20歳以上70歳未満(学生は不可) |
申込方法 | ・インターネット ・電話 |
返済期間 | 最長10年 |
必要書類 | ・本人確認資料 ・所得証明書類(契約金額が300万円超の場合) |
7-5 きらぼし銀行「フリーローン」
2022年1月19日より金利を改定し、改定前よりも利用しやすくなっています。金利の低さで比較すると、こちらが1番ではないでしょうか。また、提出書類も原則として本人確認書類のみとなっており、手続きの簡潔さも魅力です。おまとめローンとして利用でき、さらに年金受給者も利用できるなど、柔軟な設定が特徴です。
居住地もしくは勤務先がきらぼし銀行の営業地域内にある人に限られますが、フリーローンを考えているなら非常におすすめの商品です。
借入金額 | 10万円~1,000万円 |
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金利 | 年1.7%、3.9%、6.5%、10.0%、13.8%のいずれか(固定金利) |
担保・保証人 | 不要 |
申込条件 | 以下の条件に該当する人 ・借入時の年齢が満20歳以上で、完済時年齢が満74歳以下 ・日本国籍もしくは永住許可を受けている外国人 ・安定、継続した収入がある(パート、アルバイト、契約社員、派遣社員、年金受給者も利用可能) ・居住地もしくは勤務先がきらぼし銀行の営業地域内にある |
申込方法 | インターネット |
返済期間 | 最長10年 |
必要書類 | ・本人確認書類 ・収入証明書類(申込金額300万円超の場合) |
フリーローンとは、まとまったお金を一括で借りられる資金使途自由・個人向けのローン
フリーローンは、まとまったお金を一括で借りられ、しかも資金使途は原則として自由の個人向けローンです。さらにカードローンよりも低金利で借りられる可能性もあるため、利息負担を抑えながら、計画的に返済していきたい人におすすめです。
フリーローンを提供している金融機関は多く、商品それぞれに特徴があります。特に資金使途は自由とはいえ、資金使途確認書類や支払を証明する書類などを求めるところもあるため、利用の際には条件や手続きの流れ、必要書類などしっかりと確認し、申込先を選ぶようにしましょう。
一括比較サイトなどを上手に活用しながら、希望のフリーローンを探してみてください。
- 審査回答期間
ライター紹介
- 氏名:
- 新井智美
- 保有資格:
- ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
- 主なキャリア:
- コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆及び監修も行い、現在年間200本以上の執筆及び監修をこなしている。これまでの執筆及び監修実績 は1,500本以上。
フリーローンに関するよくある質問
ここからはフリーローンについてよくある質問について、その回答と合わせて紹介します。
- フリーローンの金利相場はどのくらい?
- フリーローンの金利相場は金融機関の種類によって異なりますが、1%~15%程度とされています。資金使途が原則自由とされており、一度にまとまった金額を借り入れすることができます。カードローンも同様に資金使途は自由ですが、利用限度額内で繰り返し借り入れすることができる一方、フリーローンより金利は高めに設定されています。
- フリーローンの審査基準とは?
- フリーローンの審査基準は、一般的に申込時・完済時の年齢、属性(勤続年数・雇用形態・安定した収入があるか)や信用情報に問題がないかなどです。また、他社の借入状況ついても十分な返済能力があるのか判断する基準となるため、借入前にお金回りを整理した上で検討すると良いでしょう。
- フリーローンの返済方法は?
- フリーローンの返済方法は多くの場合、「元利均等返済」という方式を採用しています。この場合、元金と利息の合計を返済期間で分割していくため、毎月の支払いが最後まで一定となることから返済計画を立てやすいというメリットがあります。
- フリーローンでお金を借りるまでの流れは?
- フリーローンの借り入れまでの流れは①ローンの申込み、②仮審査、③必要書類(本人確認書類、資金の使いみちが分かる書類、所得証明書など)を提出し、本審査で借入可能額の上限が決定、④契約手続き、⑤指定口座へ入金となります。
- フリーローンを利用するには保証人が必要?
- フリーローンは原則保証人は不要です。なぜなら金融機関指定の保証会社に加入することが利用条件となっていることが多く、契約者が万が一返済できなくなったときに、保証会社が代わりに金融機関に返済する仕組みとなっているからです。
- フリーローンの借り入れまでの日数はどのくらい?
- フリーローンの借り入れまでの日数は借入先の金融機関の種類によっても異なりますが、1週間~2週間程度かかる傾向があります。理由としてはカードローンに比べて金利が低い傾向にあるため、審査も慎重に行われます。できるだけ早い借り入れを希望するかたはネット申込み可能な金融機関やカードローンも検討してみると良いでしょう。
ライター紹介
- 氏名
- 新井 智美(あらい ともみ)
- 保有資格
- ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
- 主なキャリア
- コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆及び監修も行い、現在年間200本以上の執筆及び監修をこなしている。これまでの執筆及び監修実績 は1,500本以上。
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