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【第65回】ブライダルローンとは?結婚式・披露宴におすすめのブライダルローンを比較

2022年09月06日
ブライダルローンとは?結婚式・披露宴におすすめのブライダルローンを比較
結婚式や披露宴を行うには、まとまったお金の準備が必要です。結婚を控えている夫婦やカップルの中には、資金が用意できず困っている人もいるかもしれません。結婚式や披露宴を行うための資金が不足している場合に、利用を検討したいのがブライダルローンです。
本記事では、ブライダルローンの特徴や、利用するにあたってのメリットおよびデメリットを解説するとともに、おすすめの商品を紹介します。

この記事は約12分30秒で読むことができます。

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    1. ブライダルローンとは

    ブライダルローンは、目的別ローンの1つで、結婚資金の費用を調達できる専用のローンです。結婚資金の費用には、「結婚式や披露宴の費用」のほか、「新婚旅行費用」、「新居で使用する家具や家電の購入費用」などがあります。

    結婚式や披露宴の費用だけでも平均300万円以上の資金が必要だと言われており、手元に資金がない状態でもブライダルローンを利用することで、結婚式を挙げられます。

    結婚式や披露宴の費用は、前払いとなっているケースが多くみられるため、ご祝儀でなんとか払えるだろうと思っていると、事前にお金が必要だと知って慌てることにもなりかねません。

    2. ブライダルローンを利用する流れ

    ブライダルローンを利用する主な流れは以下のとおりです。
    1. 式場で費用を見積もってもらう
    2. ローンの申込みを行う
    3. 仮審査を受ける
    4. 本審査を受ける(必要書類提出)
    5. 審査結果を確認し、借り入れる金額を把握する
    6. ローンを契約し、式場に費用を支払う

    申込みから借り入れまでは、早くても約2週間程度かかりますので、いつまでに式場にお金を支払う必要があるのかを確認したうえで、余裕をもって申込むようにしましょう。

    3. ブライダルローンの主な審査項目

    ブライダルローンの審査では、主に以下の点をチェックされます。

    • 契約者の属性(年齢、勤務先、勤続年数、年収など)
    • 他社からの借入状況
    • 契約者の信用情報

    ブライダルローンはカードローンに比べると、審査が厳しいといわれています。そのため、審査時には「収入に対して借入金額が多すぎないか」といった点を、他社からの借入状況も踏まえたうえで判断します。収入に対してあまりにも借入金額が多いと、融資した額をきちんと返済してもらえないのではないかと判断されることもあります。

    また、ブライダルローンに限らず、ローンの申込みやクレジットカードの申込みがあった時には、金融機関は必ず信用情報機関に照会をかけます。信用情報とはこれまでのローンの契約や申込みに関する情報のことで、過去に延滞などの金融事故を起こしている場合は一定期間登録されます。もし、金融機関が照会をかけた際に事故情報が登録されていることが分かった場合、審査に通ることは難しくなるでしょう。

    申込みにあたっては、必ず正確な情報を申告するようにしてください。審査の過程で虚偽の内容を申告していたことが判明すると、審査に通らない可能性もあります。

    4. ブライダルローンを利用するメリットとは

    ブライダルローンを利用するメリットとして代表的なものに、以下の5つがあります。

    4-1 結婚式を挙げられる

    結婚式の費用は、前払いの方法をとっている式場が多くみられます。そのため、資金が不足している場合は結婚式を挙げられない場合があります。しかし、ブライダルローンで資金を調達することにより、結婚式を挙げることが可能になります。

    4-2 低金利なものが多い

    ブライダルローンは結婚資金の調達を目的としたローンです。資金使途が決まっているため、フリーローンやカードローンと比べると、金利が低めに設定されている点が特徴です。そのため、利息が抑えられ、金利の高いローンを利用する場合と比較すると、毎月の返済額および返済総額を少なくできます。

    4-3 結婚費用の前払いが可能

    結婚式および披露宴を行うためには平均300万円必要になることは、前述した通りですが、費用については式が終わった後ではなく、事前の支払い(前払い)を求められるケースもあります。

    ほかの後払いができる業者を探す方法もありますが、ブライダルローンを利用することで、結婚式および披露宴を依頼する業者の選択の幅が広がります。業者の選択の幅が広がれば、その分自分の希望に沿った結婚式や披露宴を挙げられるでしょう。

    このように、ブライダルローンには費用の前払いを可能にし、安心して式場や披露宴会場を選べるメリットがあります。

    4-4 支払先に結婚式費用を直接振り込んでくれるケースもある

    ブライダルローンのなかには、融資金額を直接結婚式場に振込んでくれるものもあります。通常なら、借入金額を受け取り、自分で結婚式場にお金を振り込む手間が発生しますが、直接ブライダルローンを提供する金融機関が式場に振り込んでくれるため、高額なお金を持ち歩く不安もなく、式場の支払いを安心して任せられます。

    4-5 返済期間を設定できる

    返済期間や返済回数を設定できるブライダルローンなら、返済のタイミングや毎月の支払金額を調整できます。結婚費用には、結婚式や披露宴の費用以外にも、新婚旅行費用や、新居に必要な家具の購入費用などなにかとお金がかかります。これまで貯めてきた貯金を使うことで、一時的に貯蓄額が少なくなるケースも想定されます。

    そのような状態でも無理なく返済できるような計画を立てることができる点は、非常にありがたいと言えるのではないでしょうか。ただし、返済期間が長くなればなるほど、利息分の支払いが多くなり、最終的な返済総額も大きくなる点には注意しておきましょう。

    5. ブライダルローンを利用する場合のデメリット

    では、ブライダルローンを利用するにあたってのデメリットもみていきましょう。メリットばかりでなく、デメリットの内容を把握しておくことは、ブライダルローンの内容を理解するうえで大切です。

    5-1 審査に通過しなければいけない

    ローンの利にあたってはブライダルローンに限らず、審査があります。万が一、審査に通過できなかった場合はブライダルローンを利用できません。審査基準は各金融機関によって異なり、詳細は公表されていないため、もし審査に通らなかったとしても理由を教えてもらえません。

    一般的に、審査で重視される項目は「契約者に安定かつ継続した収入があるか」です。その判断のために、勤続年数や雇用形態などの条件を設定している金融機関もあります。申込む前に公式サイトや商品概要説明書の内容をしっかりと確認しておきましょう。

    5-2 利息を支払う必要がある

    ローンを利用している間は、適用金利に応じた利息が発生します。利息は元金に上乗せして返済しなければなりません。返済期間が長ければ、その分利息負担も大きくなりますので、返済においては、随時返済を取り入れるなど工夫をして、できるだけ利息負担を少なくするよう心掛けましょう。

    5-3 資金使途が限られるため、必要以上の借り入れができない

    ブライダルローンは資金使途が「結婚に関連する費用」に限られた目的別ローンです。もし、結婚に関連する費用以外の借り入れを検討しているなら、別のローンの利用を考える必要があります。

    審査の際や、融資後にどのような目的で利用したかを証明できる「見積書」や「請求書」の提出を求められるため、ごまかすことはできません。

    5-4 手元に資金が来るまでに時間がかかる

    一般的に、ブライダルローンを申込み、融資を受けるまでの期間は、金融機関によって異なりますが、2週間~3週間かかると言われています。審査の内容によってはさらに時間がかかることも予想されるため、申込みは余裕をもって行うようにしましょう。

    特に式場の費用が前払いで、それまでに融資が必要な場合は、支払いのタイミングを確認し、逆算して申込むなど、計画的な行動が大切です。

    6. ブライダルローンの負担をできるだけ抑え、賢く利用するコツ

    いくら結婚関連費用を低金利で借り入れできるといっても、その後の返済のことも考えて、できれば借入額は最小限にとどめておきたいものです。

    ブライダルローンの借り入れをできるだけ抑えて、賢く利用するコツを知っておきましょう。

    6-1 小さな式にする

    式場の料金は、基本料金にさまざまなオプション金額が加算されていく仕組みになっています。見積書をもう一度確認し、本当に必要なオプションかどうかを考えてみましょう。不要だと判断したら外すことで、全体の金額を抑えられます。

    一般的な結婚式場以外の場所で式を挙げるのも一つの方法です。例えば、思い出のお店やコテージなどを利用すれば、会場の利用料を抑えられる可能性もあります。

    6-2 会費制の式を検討する

    結婚式を招待制ではなく、会費制にする考えもあります。通常は招待制ですが、会費制にすることで事前にどのくらいご祝儀が集まるか把握できます。会費制の結婚式だと、人件費を抑えることができるでしょう。

    最終的に金額に見合った式にしやすいことからも、興味があるなら検討してみましょう。

    6-3 支払いのタイミングを把握する

    結婚式場に支払うタイミングを把握することも重要なポイントです。式場によっては、前払いではなく、当日払いもしくは挙式後○日以内としているところもあります。挙式後なら、ご祝儀を支払いに充てられるため、ブライダルローンで用意する金額を少なくできます。

    7. ブライダルローンの選び方を解説

    ブライダルローンの利用を検討するにあたっては、以下に紹介するポイントをしっかりと押さえておきましょう。

    7-1 資金使途・借入金額

    まず、現在手元にある資金がどのくらいなのか、そして、結婚関連費用にどのくらいかかるのかを計算し、その差額を把握します。

    結婚関連費用の具体的な項目ごとの平均金額は以下のとおりです。

    • 結納式および両家の顔合わせ:約30万円
    • 婚約指輪や結婚指輪の購入費用:約60万円
    • 結婚式および披露宴の費用:約360万円
    • 新婚旅行費用:約80万円

    こうみると、結婚関連費用の総額は約530万円にも上ることが分かります。そして、これらの費用以外にも、引っ越し代や、新居に必要な家具や家電購入費用がかかる場合もあります。

    そして、夫婦・カップルの手持ち資金やご祝儀、お祝い金などでどのくらいまかなえるか、不足額はいくらかを計算し、最終的にブライダルローンで借り入れる金額を決定します。ここで大切なのは、夫婦・カップルの手持ち資金を考える際に、結婚後の生活費も必要になることを考慮し、余裕のある範囲で考えることです。

    ブライダルローンは取扱う金融機関によって、最大融資額や資金使途の詳細が異なるため、借入希望額と資金使途に合うブライダルローンを探しましょう。

    7-2 借入方法

    ブライダルローンの融資方法には、最初に融資金額を一括で融資する一括借り入れタイプのものと、審査で決定した借入限度額の範囲で繰り返し借り入れできるカードローンタイプのものがあります。

    一括借り入れタイプの特徴は、カードローンタイプよりも低い金利で利用できることです。審査の際に見積書や領収書など資金使途がわかる書類の提出が必要ですが、一括で借り入れることで、返済計画を立てやすいというメリットもあります。

    ただし、一括借り入れタイプの場合、追加の借り入れはできません。もし、さらにお金が必要になった時には、新たにローンを申込まなければならない点に注意しておきましょう。

    一括借り入れタイプに対し、カードローンタイプは借入限度額の範囲内で、自由に追加で借り入れられる特徴がありますが、一括借り入れタイプに比べると金利が高めに設定されています。

    支払いのタイミングが複数回に分かれる場合や、借入金額の合計額が正確に把握できていない場合はカードローンタイプの方が使いやすいかもしれません。

    7-3 適用金利

    適用される金利は審査によって決まりますが、適用金利が低ければ低いほど、毎月の返済額および返済総額を抑えられます。ただし、金利が低めに設定されているローンは、金利が高めに設定されているローンに比べ、審査が厳しい傾向にありますので、年収などの属性によっては審査に通らない可能性があります。

    8. ブライダルローンがおすすめの人・おすすめしない人

    ブライダルローンには、その利用がおすすめの人とおすすめできない人があります。それぞれ、どのような人が当てはまるのでしょうか。

    8-1 おすすめの人

    ブライダルローンの利用がおすすめの人は、自分たちの理想の結婚式を後悔することなく行いたいと思っている人です。また、ブライダルローンのメリットそしてデメリットの内容をしっかりと理解したうえで、必要性を感じている人にもおすすめです。

    8-2 おすすめしない人

    ブライダルローンの借入金額は、手持ち資金との差額によっては高額になる可能性があります。だからこそしっかりした返済計画を立て、それに沿って返済していかなければなりません。

    そのためにも余裕をもった返済計画を立てる必要がありますが、そもそも返済計画を立てられない人には利用をおすすめできません。

    9. おすすめのブライダルローン5選!

    ここからは、おすすめのブライダルローンを5つご紹介します。それぞれのローンに特徴があり、利用条件も異なりますので、内容をしっかりと把握した上で利用するようにしましょう。

    9-1 千葉銀行「ちばぎんブライダルローン」

    提供エリアが限られていますが、結婚関連費用の借り入れ以外に、現在他社で利用しているブライダルローンの借り換えにも利用できます。金利が低めに設定されている点が特徴で、来店不要で契約手続きまで行えるWEB完結が用意されています。

    ただ、資金使途の中に「新居への引っ越し費用」や「新居に必要な家具や家電購入費用」は含まれていませんので、注意しておきましょう。

    借入金額 10万円~500万円
    金利 年5.00%~5.20%(変動金利)
    担保・保証人 不要
    申込条件 以下の条件を全て満たす個人
    ・融資時の年齢が満18歳以上満65歳未満で、最終約定返済時の年齢が満70歳未満
    ・安定かつ継続した収入のある人(パート・アルバイト・年金収入のみの日とは利用不可)
    ・居住地もしくは勤務先が千葉銀行本支店の営業エリアにある人
    申込方法 ・インターネット
    ・店舗窓口
    返済期間 最長10年
    必要書類 ・本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
    ・勤続(営業)年数を確認できる書類(健康保険証、開業届など)
    ・所得証明書類(源泉徴収票、住民税決定通知書など)
    ・資金使途および所要金額を確認できる書面の写し
    など

    9-2 楽天銀行「ブライダルローン」

    結婚指輪や婚約指輪の購入費用も借り入れの対象となっている点が特徴です。本人が仕事に就いており、安定した収入があることが条件です。(楽天銀行の場合年収の目安は約300万円)

    借入金額が300万円までと比較的低めに設定されているため、自己資金に余裕があり、ブライダルローンでの借入金額が少ない人におすすめです。

    借入金額 10万円~300万円
    金利 年7.0%(固定金利)
    担保・保証人 不要
    申込条件 以下の条件を全て満たす人
    ・満年齢20歳以上60歳以下で、完済時年齢が65歳以下
    ・日本国内に居住している
    ・申込本人が仕事に就いており、毎月安定した定期収入がある
    申込方法 インターネット
    返済期間 最長8年4カ月
    必要書類 【申込時】
    ・本人確認書類(住民票の写し、運転免許証など)
    ・収入証明書類(源泉徴収票、課税証明書など)
    ・資金使途確認書類(見積書、請求書など)
    【融資実行後】
    ・支払済確認書類(領収書、振込の控えなど)

    9-3 北陸銀行「ブライダルローン」

    自分のみならず、子供の結婚資金にも利用できます。また、ブライダルローンでは珍しく、希望に応じて「がん保障特約付団体信用生命保険」がついている点が大きな特徴です。また、借入金は原則として、支払先へ振り込まれる点も覚えておきましょう。

    借入金額 10万円~300万円
    金利 年4.175%~5.675%(変動金利)
    年4.950%~6.450%(固定金利)
    担保・保証人 不要
    申込条件 ・申込時の年齢が満18歳以上、完済時年齢が満70歳未満(学生は利用不可)
    ・安定した収入がある
    申込方法 ・インターネット
    ・店舗窓口
    返済期間 最長7年
    必要書類 ・本人確認資料(運転免許証など)
    ・所得証明書類(源泉徴収票、所得証明書など)
    ・預金取引に使用している印鑑
    ・資金使途が分る書類(見積書、契約書、納付書など)

    9-4 常陽銀行「常陽フリーローン ブライダル編」

    フリーローンの1つに位置づけられており、名前も常陽フリーローン「ブライダル編」となっています。フリーローンのため、金利が高めに設定されていますが、インターネットで契約することで金利の引き下げ優遇を受けられます。

    また、借入金額が300万円以下の場合は、資金使途を証明する書類の提出は任意となっており、提出することで金利が引き下げられます。

    利用できるエリアが限られていますが、さまざまな金利引き下げ優遇が用意されていますので、常陽銀行での利用を考えているなら、優遇をうけられる方法で申込みましょう。

    借入金額 10万円~500万円
    金利 年3.975%~11.95%(変動金利)
    ※お申込方法によって異なります
    担保・保証人 不要
    申込条件 ・申込時の年齢が満20歳以上65歳未満で、最終返済時年齢が71歳未満
    ・勤務地もしくは居住地が常陽銀行の営業エリアにある
    ・安定かつ継続した収入が見込める(年金受給者も利用可能)
    申込方法 ・インターネット
    ・店舗窓口
    返済期間 最長10年
    必要書類 ・本人確認資料(運転免許証など)
    ・【申込金額が50万円を超える場合】所得証明書類(源泉徴収票など)
    ・資金使途が確認できる書類(見積書など)

    9-5 朝日信用金庫「朝日ブライダルローン」

    朝日信用金庫の営業エリア(東京都や埼玉県、千葉県の一部)に居住もしくは勤務地がある人しか利用できませんが、かなり低金利で利用できる点が魅力です。また、利用にあたっては、朝日信用金庫の会員(出資金加入者)になる必要があります。

    資金使途には、本人だけでなく家族にかかる費用も対象となるため、幅広い使い方を考えている人は候補に入れてみましょう。

    借入金額 30万円~500万円
    金利 年4.500%(変動金利)
    担保・保証人 不要
    申込条件 以下の条件を全て満たす人
    ・朝日信用金庫の会員になれる人
    ・満20歳以上で、安定かつ継続した収入がある
    ・日本国籍を有する人、もしくは永住者、特別永住者
    申込方法 ・インターネット
    ・FAX
    返済期間 最長10年
    必要書類 ・本人確認資料(運転免許証など)
    ・収入証明書類(源泉徴収票、確定申告書など)
    ・資金使途が確認できる書類(見積書、契約書など)
    ・口座印(ローンの利用にあたっては、朝日信用金庫の口座開設が必要)

    10. ブライダルローンを利用する際の注意点とは

    実際にブライダルローンを利用する際には、以下の点に注意しましょう。

    10-1 あらかじめ必要書類を準備しておく

    公式サイトに必要書類が掲示されているケースが多いため、どのような書類が必要なのかを確認し、あらかじめ準備しておきましょう。書類に不備や不足があると、訂正や再提出を求められ、その分借り入れまでの時間が余分にかかってしまいます。

    ブライダルローンでは、「本人確認書類」、「収入証明書類」、「資金使途が確認できる書類」について、どの金融機関でも必須となっています。資金使途が確認できる書類については、条件が定められているものもありますので、詳細まで確認し、不備のないものを準備しておきましょう。

    10-2 きちんと返済計画を立てる

    ご祝儀が予想よりも少なかったことを想定し、余裕を持って借り入れしておくと安心です。そして、結婚後の生活や家計を考慮し、無理のない返済計画を夫婦もしくはカップルで考えるようにしましょう。

    返済計画を立てる際には、シミュレーションを利用すると便利です。各金融機関の公式サイトにシミュレーションが用意されていますので、返済期間や返済額など条件を変えて比較し、最終的に無理なく返済できるプランを導き出してください。そして、返済が始まったら返済計画に基づいてきちんと返済を行うことが大切です。

    10-3 審査に落ちたときのことを考えておく

    万が一審査に通らなかった時のことを考えておきましょう。ブライダルローンが利用できない場合は、代替策として以下の方法が考えられます。

    • 多目的ローン(フリーローン)の利用を検討する
    • カードローンを利用し、費用を賄う

    どれも、ブライダルローンを利用するより金利が高くなるというデメリットがあるものの、ブライダルローンと比較すると審査に通る可能性が高いといわれています。ただし、必ず審査に通るわけではありませんので、ブライダルローンの審査に落ちた理由をまず考えるようにし、思い当たるところがあれば改善してから申込むようにしてください。

    ブライダルローンの利用は計画的に!

    結婚関連資金を比較的低金利で借りられるブライダルローンは、手持ちの資金が不足している時に利用することで、理想の結婚式を実現できるかもしれません。比較低金利とはいえ、利息が発生しますので、返済計画をきちんと立てることが大切です。

    どのブライダルローンを利用したらいいか迷った際は、比較サイトなどを上手に活用しながら、最終的に自分の希望にあうものを見つけましょう。

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    ライター紹介

    氏名:
    新井智美
    保有資格:
    ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
    主なキャリア:
    コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆及び監修も行い、現在年間200本以上の執筆及び監修をこなしている。これまでの執筆及び監修実績 は1,500本以上。

    その他のローンに関するよくある質問

    ここからはその他のローンについてよくある質問について、その回答と合わせて紹介します。

    その他のローンの活用方法は?
    カードローンプラスでは、銀行や信販会社などの金融機関が提供をしている冠婚葬祭・医療・介護・旅行・不動産投資などに利用ができるローンを「その他のローン」として分類しています。様々な種類がありますが、資金使途が限定されるためフリーローンやカードローンよりも比較的低金利なのが特徴です。
    その他のローンの金利相場はどのくらい?
    その他のローンの金利相場はローン種類にもよりますが、結婚式の費用に利用ができるブライダルローンは4%~7%程度で、保険適用外の医療費に利用ができる医療ローンは2%~10%程度になります。資金使途が自由なカードローンやフリーローンに比べると比較的低金利で借り入れができます。
    その他のローンの審査基準とは?
    その他のローンの審査基準は、ローンの種類や金融機関などによって異なります。契約者に返済能力があるかを重視されるため、職業・年収のほかに多額の借り入れがないかなどを調査して総合的に判断されるのが一般的です。また借入可能額の上限は審査によって決定します。
    その他のローンでお金を借りるまでの流れは?
    まず利用するローンに申込み、仮審査・本審査を受ける必要があります。本審査にあたっては本人確認書類や収入証明書などの必要書類を提出します。本審査に通過すると本契約を結び、融資が実行される流れとなります。
    その他のローンを利用するには保証人が必要?
    原則保証人は不要です。しかし保証会社によっても判断は異なりますが、契約者が未成年で安定した収入がない場合や借入金額が高額な場合は保証人が必要になるケースもありますので、申込みを検討している金融機関のローン情報を確認しておきましょう。
    その他のローンの借り入れまでの日数はどのくらい?
    利用するローンの種類によって異なりますが、ブライダルローンに申込みをしてから融資が実行されるまでの日数はおよそ1週間~2週間程度を見ておきましょう。医療ローンの場合は、借入先にもよりますが2週間~3週間程度かかるためローンを申込むタイミングも考慮をしましょう。

    ライター紹介

    新井 智美
    氏名
    新井 智美(あらい ともみ)
    保有資格
    ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
    主なキャリア
    コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆及び監修も行い、現在年間200本以上の執筆及び監修をこなしている。これまでの執筆及び監修実績 は1,500本以上。
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