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【第105回】マイカーローン(自動車ローン)は10年借りられる!返済額やリスクを紹介

2024年08月26日
マイカーローン(自動車ローン)は10年借りられる!返済額やリスクを紹介
車両価格は年々高額になっている傾向にあります。これは、自動運転機能や安全装置が標準装備されるようになっているほか、部品の値上がりによる影響が原因です。車の機能は今後も進化していくことから、車両価格の高騰は今後も続くと予想されています。
このような状況の中、欲しい車を購入するために、マイカーローン(自動車ローン)の返済期間をできるだけ長く設定し、毎月の返済負担を減らしたいと考える方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、マイカーローン(自動車ローン)を10年借りることについて解説するとともに、10年という長期間にわたって借り入れることによるメリットやデメリットなどについても紹介します。

この記事は約12分30秒で読むことができます。

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    1 マイカーローン(自動車ローン)とは

    ダッシュボードとインテリア

    マイカーローン(自動車ローン)とは、目的別ローンの1つで、車の購入費用のほか、免許取得費用、車検費用、車のメンテナンス費用など、車に関する費用を借り入れるローンのことです。自動車だけではなく、バイクや船舶なども対象にしている商品もあります。

    カードローンやフリーローンと異なり、資金使途に制限があるため、比較的低い金利で利用可能です。

    1-1 マイカーローン(自動車ローン)の金利

    マイカーローン(自動車ローン)の金利には、固定金利と変動金利の2種類があります。固定金利は完済まで契約時に適用された金利のままで、市場金利が上下しても影響を受けることはありません。しかし、変動金利よりも高めに設定されているため、契約当初は変動金利よりも負担は重くなります。

    一方、変動金利は原則として半年ごとに金利が見直されるため、市場金利が上がると適用金利も上がり、毎月の返済額が大幅に上がるリスクが懸念されます。しかし、固定金利より低く設定されていることから、金利に変化がなければ固定金利よりも負担は軽くなるでしょう。

    固定金利と変動金利、どちらになるのかはマイカーローン(自動車ローン)の種類によって異なりますが、変動金利の商品のほうが多い傾向にあります。

    マイカーローン(自動車ローン)の金利は、銀行のマイカーローン(自動車ローン)で1%〜4%程度、ディーラーローンで4%~8%が相場です。

    1-2 マイカーローン(自動車ローン)の返済期間

    マイカーローン(自動車ローン)の返済期間は3年〜10年で設定されていることが多いですが、最長で15年の返済期間を設けている商品もあります。

    返済期間が長いほうが毎月の返済額を抑えられるメリットがありますが、返済総額は上がりますし、心理的負担も重くなります。

    ただ、繰り上げ返済が利用できる商品であれば、長い返済期間で借り入れしておき、余裕があるときに繰り上げ返済を行うことで早く完済する、といった使い方が可能です。

    1-3 マイカーローン(自動車ローン)の借入可能額

    マイカーローン(自動車ローン)の借入可能額は金融機関によって異なりますが、多くの金融機関は1,000万円程度です。中には1,500万円と高額な設定をしているところや、300万円までしか借りられないところもあります。必要な費用を賄える商品を探しましょう。

    ただし、マイカーローン(自動車ローン)の資金使途は「車の購入」「車用品の購入」などに限られます。車両購入により生活費が足りなくなりそうだから、といった理由で多めに借りることはできません。

    また、実際に借りられる金額は年収や属性などによって決まるため、可能額いっぱいまで借りられるわけではありません。場合によっては車両購入費用全額すら借りられないケースもあります。

    2 マイカーローン(自動車ローン)の種類

    自動車ローンの申込

    マイカーローン(自動車ローン)の代表的な種類として、銀行などの金融機関が提供するマイカーローン(自動車ローン)と、大手の自動車販売店が提供するディーラーローンがあります。それぞれどのような特徴があるのか解説します。

    2-1 銀行などのローン

    銀行や信用金庫などの金融機関が提供するマイカーローン(自動車ローン)です。ただし、すべての金融機関がマイカーローン(自動車ローン)を提供しているわけではありません。

    商品にもよりますが、ディーラーローンよりも低い金利で利用できる傾向にあります。しかし、銀行が営業していない土日祝日には、申込みや審査に関する手続きが進まず、融資までに時間がかかる可能性があります。借り入れまで余裕がある方に向いているマイカーローン(自動車ローン)でしょう。

    2-2 ディーラーローン

    ディーラーローンとは、車を購入した店舗でそのまま契約できるローンです。銀行のローンに比べて金利が高い点がデメリットですが、購入手続きとともにローンの契約も同時に行え、審査も比較的スピーディです。時間がない方にはおすすめです。

    ただ、借入期間は銀行のローンよりも短く、最長8年程度の商品が多くみられます。また、ディーラーローンの場合、完済まで車の所有権は自動車販売店となる点にも注意が必要です。

    3 マイカーローン(自動車ローン)を10年借り入れるのは長い?

    一般的に考えて、マイカーローン(自動車ローン)を10年借りるのは長いのではないかと不安に思う方も多いのではないでしょうか。

    実際に借入期間は最長10年というマイカーローン(自動車ローン)も多く、その商品の最長期間で借り入れることは「長すぎるのではないか」と感じるかもしれません。

    マイカーローン(自動車ローン)の返済期間は3年〜5年であるケースが多いといわれています。しかし、10年で借り入れる方がいないわけではありません。長期で借り入れることにより毎月の返済額を抑え、きちんと完済する方は多くいます。

    10年という返済期間は決して無謀なわけではないため、毎月の返済額が家計に与える負担や、今後のライフプランなどを考慮しつつ、自分に合った借入期間を設定しましょう。

    4 マイカーローン(自動車ローン)を10年借り入れときのメリット

    マイカーローン(自動車ローン)を10年借り入れることの一番のメリットは、毎月の返済額を抑えられることです。返済額を抑えることにより購入予算を上げられるため、選ぶ車の選択肢を増やせます。

    また、マイカーローン(自動車ローン)の返済期間は、借入後の変更ができません。毎月の返済額が負担だからといって返済期間を今よりも長く変更できないのです。逆に、返済期間を長く設定していても、余裕のあるときに繰り上げ返済を行えば、早く完済できるようになります。

    返済期間を短くして家計に負担をかけるよりは、あえて最初から長期間の借り入れに設定しておくほうが、毎月の負担を軽減できます。

    5 マイカーローン(自動車ローン)を10年借り入れときのデメリット

    返済期間が長くなるとその分利息がかかるため、同じ金額を借り入れたとしても、返済期間が長いほうが最終的な返済総額は多くなります。

    また、マイカーローン(自動車ローン)の種類によっては、車を手放すときに残債の一括返済を求められるケースがあります。車の売却金額よりも残債のほうが多い場合に注意が必要です。短期間で車を乗り換えたい方は、返済期間も短期間に設定したほうがスムーズでしょう。

    車両購入以外にローンを検討している場合も、長期の借り入れには注意が必要です。

    マイカーローン(自動車ローン)を借り入れていることにより、ほかのローンを申込んだときに「他社からの借入金額が多い」と見なされてしまい、審査に不利に働く点もデメリットです。

    6 マイカーローン(自動車ローン)の毎月の返済額シミュレーション

    車のキー

    では、実際にマイカーローン(自動車ローン)を借り入れた場合の毎月の返済額や、最終的な返済総額をシミュレーションしてみましょう。

    条件としては金利は2%、ボーナス払いはなしとし、車の値段および借入金額ごとの返済額を計算します。

    6-1 返済期間10年

    車の値段
    (借入金額)
    毎月の返済額 返済総額 利子総額
    100万円 9,202円 110万4,240円 10万4,240円
    200万円 1万8,403円 220万8,360円 20万8,360円
    300万円 2万7,605円 331万2,600円 31万2,600円
    400万円 3万6,806円 441万6,720円 41万6,720円
    500万円 4万6,007円 552万840円 52万840円

    返済期間を10年と長く取ることにより、400万円借り入れたとしても毎月の返済額は4万円を下回ります。500万円借り入れた場合でも毎月の返済額は4万6,000円ほどで、家計の状況や収入にもよりますが、ほかにローンの返済がなければ無理なく返済できる金額である家庭も多いのではないでしょうか。

    ただし、借入期間が長いため利子総額が高くなる点には注意しておきましょう。

    6-2 返済期間5年

    車の値段
    (借入金額)
    毎月の返済額 返済総額 利子総額
    100万円 1万7,528円 105万1,680円 5万1,680円
    200万円 3万5,056円 210万3,360円 10万3,360円
    300万円 5万2,584円 315万5,040円 15万5,040円
    400万円 7万122円 420万6,720円 20万6,720円
    500万円 8万7,639円 525万8,340円 25万8,340円

    毎月の返済額約3万5,000円で比較すると、返済期間10年で借りられる金額は400万円ですが、5年では200万円までしか借りられません。返済期間10年と比べると半分の期間での返済となるため、毎月の返済額も倍程度になります。

    しかし、借入期間10年に比べると、利子総額は半分程度に抑えられます。500万円を借り入れしたときの利子総額で比較すると、返済期間10年では52万840円であるのに対し、返済期間5年では25万8,340円と約半額です。

    6-3 返済期間3年

    車の値段
    (借入金額)
    毎月の返済額 返済総額 利子総額
    100万円 2万8,643円 103万1,148円 3万1,148円
    200万円 5万7,286円 206万2,296円 6万2,296円
    300万円 8万5,928円 309万3,408円 9万3,408円
    400万円 11万4,571円 412万4,556円 12万4,556円
    500万円 14万3,213円 515万5,668円 15万5,668円

    返済期間3年で400万円の車を頭金なしで購入する場合、毎月の返済額は10万円を超えてしまいます。さすがにここまでくると家計に負担がかかってしまうのではないでしょうか。

    ただ、返済期間が短くなるにつれ利息総額が下がっている点には注目したいところです。

    同じ500万円を借りる場合、10年の返済期間だと利子総額は52万840円ですが、3年では15万5,668円で済みます。

    7 10年借り入れできるマイカーローン(自動車ローン)

    自動車ローンの契約書にサインする男性の手元

    10年借り入れできるマイカーローン(自動車ローン)にはどのようなものがあるのでしょうか。 ここでは10年借り入れできるマイカーローン(自動車ローン)の例を紹介します。

    ※2024年8月の情報です

    7-1 JAバンク「マイカーローン」

    JAバンクではインターネットでマイカーローン(自動車ローン)を提供しています。JAバンクは居住地域や勤務地により利用できる店舗が異なり、店舗によって適用される金利や条件などは異なります。利用の際には、管轄のJAバンクに問い合わせてみましょう。

    借入金額は最大1,000万円と高額で、返済期間も最長15年までと長く、高額な車両購入を検討している人におすすめです。

    商品名 JAネットローン マイカーローン(JA東京中央)
    金利 固定金利
    年2.8%~4.0%
    変動金利
    年1.85%~3.05%
    返済期間 6ヶ月以上15年以内
    申込条件 以下の全てを満たす方
    ・JAの管轄地域に居住もしくは勤務している
    ・借入時の年齢が満18歳以上75歳未満で最終返済時の年齢が満80歳未満
    ・継続して安定した収入がある、または新卒者の場合、入社月の3ヶ月前以降の申込み
    ・JAが指定する保証期間の保証を受けられる
    ・そのほかJAが定める条件を満たしている
    融資対象 ・車、バイク、レジャーボート、ジェットスキー、除雪機、スノーモービルなどの購入資金
    ・点検や車検、修理費用、保険金
    ・運転免許を取得するための費用
    ・車用品の購入のための資金
    ・車庫を設置するための資金(100万円以内)
    ・他社のマイカーローン(自動車ローン)の借り換え

    7-2 りそな銀行「りそなマイカーローン」

    りそな銀行マイカーローンは、変動金利で、1.2%、1.9%、2.8%、3.8%のいずれかが適用されます。ただし、購入する車が電気自動車や燃料電池自動車(いずれも新車に限る)の場合、適用される金利はそれぞれ0.3%下がります。

    さらにりそな銀行の住宅ローンを利用している方に向け、0.9%もしくは1.9%になる優遇制度もあります。

    融資資金は申込者の口座に振り込まれるのではなく、購入先に直接振り込まれるため、手間が省ける点も魅力です。

    商品名 りそなマイカーローン
    金利 変動金利
    年0.9%~3.8%
    返済期間 1年以上10年以内
    申込条件 りそな銀行の営業エリアに居住もしくは勤務し、以下の条件を全て満たす方
    ・申込時の年齢が満18歳以上満66歳未満で、最終返済時年齢が満70歳未満
    ・継続、安定した収入がある(パート、アルバイトも申込み可能。だたし、学生や専業主婦は申込み不可)
    ・保証会社の保証を受けられる
    融資対象 ・本人および本人の扶養家族や同居家族の自家用車もしくはバイクの購入費用
    ・運転免許取得のための費用
    ・車検や修理費など車にかかる費用
    ・他社マイカーローン(自動車ローン)の借換え費用(ただし、本人名義に限る)

    7-3 横浜銀行「マイカーローン」

    横浜銀行マイカーローンは、車両購入にかかる費用以外に、バイク購入、点検など幅広い目的で利用可能です。借り換えにも対応しており、残価設定型のマイカーローン(自動車ローン)でも借り換えできます。2024年8月現在の金利は2.4%と低めな点も魅力でしょう。

    ただし、契約までに横浜銀行の口座開設が必要となるため、口座を持っていない方は早めに申込むようにしてください。

    商品名 横浜銀行マイカーローン
    金利 変動金利
    年0.9%~2.4%
    返済期間 1年以上10年以内
    申込条件 以下の条件を全て満たす方
    ・原則、神奈川県、東京都(一部地域を除く)、群馬県(前橋市、高崎市、桐生市、みどり市)に居住もしくは勤務している
    ・安定かつ継続した収入がある
    ・保証会社の保証が受けられる
    対象商品 ・車やバイク(新車および中古車)の購入資金
    ・車検や定期点検、修理費用、保険費用
    ・車庫や電気自動車充電設備の設置費用
    ・他社のマイカーローン(自動車ローン)の借り換え

    7-4 三井住友銀行「マイカーローン」

    審査に時間がかかるとされている、銀行のマイカーローン(自動車ローン)ですが、三井住友銀行では最短当日に仮審査の結果が出ます。家族名義の車やバイクに関する費用も対象となるなど、幅広く活用できる点も魅力でしょう。

    ただ、金利が4.475%と比較的高いほか、借入可能額が300万円は低めです。ちなみに三井住友銀行で住宅ローンを利用している方は、年1.5%の金利優遇が受けられます。

    商品名 三井住友銀行マイカーローン
    金利 変動金利
    年4.475%
    返済期間 1年以上10年以内
    申込条件 以下の条件を全て満たす方
    ・申込時年齢が満20歳以上、65歳以下
    ・前年度の税込み年収(個人事業主の方は所得)が200万円以上
    ・安定かつ継続した収入がある
    ・指定の保証会社の保証を受けられる
    ・契約時に三井住友銀行に来店できる
    ・日本国内在住
    対象商品 ・自家用車やバイクの購入資金
    ・運転免許取得資金
    ・車検費用、修理費用および付属機器の購入費用

    8 返済期間を10年にするときの注意点

    ショールームの新車

    ここからは返済期間を10年に設定するときの注意点について解説します。注意しておきたいポイントは、以下の2点です。

    • 繰り上げ返済は手数料がかかる可能性がある
    • 変動金利は金利が上昇するリスクがある

    8-1 繰り上げ返済は手数料がかかる可能性がある

    返済期間を長くして毎月の返済額を抑えておき、余裕ができたときに繰り上げ返済の活用を考えている方もいるでしょう。ただし、金融機関によっては繰り上げ返済を行うときに手数料がかかる可能性がある点に注意してください。

    余裕ができたからと何回も繰り上げ返済を行うと、節約できた金利分よりも手数料のほうが上回る可能性があります。繰り上げ返済を予定している人は、繰り上げにかかる手数料が無料である商品を選ぶようにしましょう。

    8-2 変動金利には金利上昇リスクがある

    マイカーローン(自動車ローン)では、変動金利を採用している金融機関が多くみられます。変動金利は固定金利よりも金利が低い点が魅力ですが、今後の市場動向によっては金利が上昇するかもしれません。

    市場金利が大きく上がった場合、利息負担が大きくなり、それにともない毎月の返済額は増加します。変動金利のマイカーローン(自動車ローン)を利用するときには、今後金利が上がったときも返済ができるよう、余裕を持った返済額の設定をおすすめします。

    9 マイカーローン(自動車ローン)の返済額を抑えるための方法

    太陽を背にしたスポーツカー

    マイカーローン(自動車ローン)の返済額を抑える方法には、返済期間を長く取るほかにはないのでしょうか。ここでは、マイカーローン(自動車ローン)の返済額を抑えるための方法について紹介します。

    9-1 中古車を検討する

    新車ではなく中古車を購入することで、同じ車種でも購入価格を抑えられます。中古車の中には走行距離も少なく、内装もきれいな状態に保たれているものもあるため、新車にこだわらないなら1度検討してみてはどうでしょうか。

    もちろん、中古車でもマイカーローン(自動車ローン)は利用可能です。ただし、中古車の場合は適用金利が上がる商品もあるため、注意してください。

    9-2 残価設定ローンを検討する

    残価設定ローンとは、契約の際に契約満了時の車の価値を想定して残価を設定し、その残価を差し引いた額を借り入れるローンです。購入代金の一部だけをローンとして返済していくため、毎月の返済額が大幅に抑えられるといった特徴があります。

    しかし、契約期間満了時には、残価を一括で払って買い取る、返却する、下取りに出して新しい車に乗り換える、のいずれかを選択しなければなりません。また、乗り換える車は同じメーカーの車に限定されます。そのため、同じメーカーの車を短期間で乗り換えようと思っている方向けの商品です。

    さまざまなメーカーの車に乗りたい、長期間同じ車を使いたい、という方は避けたほうがよいでしょう。

    9-3 頭金を多めに用意する

    頭金を用意することで、借り入れる金額を減らせます。預貯金などに余裕があるなら、頭金にあてることを考えてみましょう。借入金額が少なければ毎月の返済額も抑えられますし、支払う金利も削減できます。

    ただ、用意する頭金は預貯金の全てをあてるのではなく、生活防衛資金として毎月の生活費の3ヶ月〜6ヶ月程度を除いた額に収めるようにしてください。預貯金のほとんどを頭金としてしまうと、いざというときの出費に対応できなくなってしまいます。

    10 マイカーローン(自動車ローン)を10年借り入れするときは金利に注意!

    返済期間が10年のマイカーローン(自動車ローン)は比較的長めです。金融機関によっては10年の借り入れができないケースもあるでしょう。

    返済期間を長く取ることで毎月の返済額を抑えられるといったメリットがあるものの、最終的に支払う利息の総額が多くなる点を考慮しながら、判断するようにしましょう。

    マイカーローン(自動車ローン)は契約後に返済期間を延ばすことができません。心配なら、あらかじめ余裕をもって返済期間を長く設定しておき、繰り上げ返済を活用して早く返済を終わらせる方法もおすすめです。

    Q & A

    マイカーローン(自動車ローン)は10年借入可能?
    借入期間は金融機関によって異なりますが、多くの金融機関で10年の借り入れが可能です。
    マイカーローン(自動車ローン)を10年借りるのは長すぎ?
    比較的長めともいえますが、長く借り入れることで得られるメリットもありますので、デメリットも考慮しながら最終的に決めるようにしてください。
    返済期間はどうやって決める?
    借入金額、返済期間に応じて毎月の返済額をシミュレーションし、無理のない返済が続けられる返済期間を決めましょう。
    マイカーローン(自動車ローン)とカードローンは何が違う?
    マイカーローン(自動車ローン)は目的別ローンの一つで、車に関する資金にしか利用できませんが、カードローンはさまざまな目的に利用できる点が異なります。自由な目的に使えるため、金利はカードローンのほうが高く設定されています。
    変動金利と固定金利どっちがおすすめ?
    固定金利だと完済まで返済額は変わりません。ただ、変動金利のほうが金利は低く、契約当初の返済額を重視するなら変動金利を選ぶといいでしょう。ただし、変動金利には金利上昇リスクがあるため、金利上昇に備えて固定金利を選ぶといった考え方もあります。
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    ライター紹介

    氏名:
    新井智美
    保有資格:
    ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
    主なキャリア:
    コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆及び監修も行い、現在年間200本以上の執筆及び監修をこなしている。これまでの執筆及び監修実績 は1,500本以上。

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    新井 智美
    氏名
    新井 智美(あらい ともみ)
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    ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
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