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【第99回】国の教育ローンは追加融資可能?断られた場合の対処方法とは

2023年12月26日
国の教育ローンは追加融資可能?断られた場合の対処方法とは
現在国の教育ローンを利用しており、追加で借り入れたいと思った場合、申込むことはできるのでしょうか。国の教育ローンを利用している方にとっては、非常に気になる問題でしょう。
国の教育ローンは追加融資に対応しています。ただ、追加融資を受けるにあたっては、所定の要件を満たさなければなりません。
今回は国の教育ローンを利用するうえで追加融資を受けられる要件と、追加融資を断られたときの対処法を解説するとともに、おすすめの銀行教育ローンについても紹介します。

この記事は約12分30秒で読むことができます。

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    1. 結論:国(日本政策金融公庫)の教育ローンは追加融資に対応している

    国の教育ローンの借入上限額は350万円(要件を満たす場合450万円)です。つまり、借入上限額までなら追加で借り入れられます。

    ここでは、国の教育ローンの特徴とあわせ、どのくらいまで追加融資が可能なのかについて解説します。

    1-1 子ども1人あたりで限度額を設定する

    国の教育ローンの借入可能額は子ども1人に対して設定されています。そのため、第2子が進学する際に費用が必要になったときにも、その第2子で設定される借入可能額まで追加で借りられます。つまり、子どもの数が多ければ多いほど、借り入れできる金額も多くなる仕組みです。

    逆に銀行の教育ローンは、子どもの数は関係なく、申込者の収入など返済能力を判断して融資額を決定します。そのため、収入が多く返済能力が高いと判断されれば、希望する金額までの借り入れが可能です。

    国の教育ローンは、収入が少なく、進学のための費用が工面できない方に向けた困窮者救済の役目を担っており、申込条件に所得制限が設けられているほか、低所得者やひとり親世帯などに対してさまざまな優遇措置が用意されています。

    国の教育ローンが持つ、子どもの数に応じて借り入れられる仕組みは、銀行の教育ローンとは大きく異なった特徴といえるでしょう。

    参考: 日本政策金融公庫「国の教育ローン」

    1-2 子ども1人あたり350万円まで追加融資できる

    国の教育ローンは子ども1人あたり350万円まで借り入れられます。ただし、借り入れられる金額は今後1年間に必要となる金額が対象なため、今後1年間に必要な金額が150万円なら、150万円までしか借り入れできません。

    そして、2年目は再度申込みを行って2年目の1年間に必要な50万円を、3年目は100万円を借りるなど、その年に必要な金額に応じて借り入れなければならない点に注意しておきましょう。

    ただし、以下のいずれかの目的で借り入れる場合は借入可能額が450万円まで拡大されます。

    • 自宅外通学
    • 修業年限5年以上の学部(昼間部に限る)
    • 大学院進学
    • 海外留学(修業年限3ヶ月以上の外国教育施設に留学する場合に限る)

    そのため、3年目に海外留学をすることが決まった場合、それまでに200万円借り入れているなら、最大250万円の追加の借り入れが可能です。

    また、返済が進んでおり、初年度に200万円借りていたとしても、2年後に借入残高が150万円まで下がっていたなら、350万円から150万円を差し引いた200万円が借りられます。

    1-3 子どもの数に応じて追加融資を受けられる

    子どもが2人おり、年齢が近い場合だと、2人ともに大学に在学する期間が発生するなど親の負担も大きくなります。

    しかし、国の教育ローンは2人目以降の子どもも350万円までの借り入れが可能なため、その分借入可能額の枠が広がり、親としても非常に助かるといえるでしょう。 仮に子どもが2人おり、2年間在学期間が重なる場合、その期間は合計で700万円(1人あたり350万円が限度)まで借りられます。

    ただ、申込んだからといって必ず希望金額まで借りられるわけではないことや、借り入れる金額が大きいほど返済の負担も大きくなることを考えたうえで、しっかりとした返済計画を立てながら無理なく返済できる額を借り入れるようにしておきましょう。

    2. 追加融資でも審査を受ける必要がある

    国の教育ローンは追加融資が可能ですが、融資額の増額を申込むのではなく、新たな借り入れを申込む流れになります

    そのため、追加融資を受けるためには、再度申込み、審査を受けなければなりません。

    国の教育ローンは、世帯収入そして子どもの人数に応じた世帯年収の上限が決められており、その条件を満たしていなければ申し込めません。初回の申込みのときよりも世帯年収が上がっている場合だと、追加融資の申込みすらできないケースも考えられます。

    ただし、子どもの人数が2人までで、以下の要件に当てはまる場合は上限額が緩和されますので、追加で申し込む際には世帯年収を再確認しておきましょう。

    • 勤続年数もしくは営業年数が3年未満
    • 居住年数が1年未満
    • 世帯のいずれかの方が自宅外通学(予定も含む)である
    • 申込者もしくはその配偶者が単身赴任中である
    • 海外留学資金のために借り入れを申し込む
    • 申込者の年収に占める返済負担率が30%を超えている
    • 親族に要介護もしくは要支援の認定を受けている方がおり、その介護費用を負担している
    • 大規模災害によって被災した
    • 新型コロナウイルス感染症の影響により、世帯収入が減少した

    さらに信用情報も合わせて確認されますので、初回の借り入れのあとに信用事故を起こしており、それが信用情報機関に登録されていると、審査に通ることは難しいと思ってください。

    また、国の教育ローンは申し込んでから融資を受けるまでに通常でも20日間程度かかるため、繁忙期となる入学シーズンには余裕を持った申込みを心がけましょう。

    もし、国のローンでは融資が間に合わない場合には、別の方法での資金調達が必要です。

    3. 国の教育ローンで追加融資を申込む際のポイントを解説

    国のローンで追加融資を受ける際には、新規申込みと同じ流れで申込みます。

    ここでは、追加融資を申込む際のポイントについて解説します。

    3-1 追加融資でも新規借入になる

    国の教育ローンは、証書型貸付であり、必要な額を一括で借り入れ、その後は返済を行う仕組みです。

    そのため、新たに融資を受ける場合は新規借入として申込まなければなりません。

    3-2 申込方法

    申込みはインターネットでも受け付けているほか、郵送で行うこともできます。申込者が住んでいる地域によって日本政策金融公庫の支店の管轄が異なりますので、事前に管轄の店舗を確認しておきましょう。

    もちろん、日本政策金融公庫の店舗が近くにあるなら、来店しての申込みも可能です。

    3-3 手続きに必要な書類

    追加融資を受けるにあたって必要な書類は以下のとおりです。必ず必要な書類と、申込む内容によって異なる書類がありますので、事前にもれのないようにチェックして提出するようにしましょう。

    必ず必要となる書類

    • 住民票の写し(原本)または住民票記載事項証明書:必ず世帯全員(続柄を含む)が記載されたものを用意すること
    • 申込者の運転免許証もしくはパスポート:裏面に住所や氏名の変更などの記載がある場合は、裏面も準備すること
    • 源泉徴収票もしくは確定申告書の控え:直近分
    • 預金通帳、入出金明細、領収書など、最近6ヶ月分以上の支払い状況が分かるもの:住宅ローンもしくは家賃と公共料金の両方の支払い状況が確認できるものが必要。公共料金については2種類以上確認できるものを準備すること

    申込内容によって必要となる書類

    • 入学資金の場合:合格通知書もしくは入学許可書など、合格を確認できるもの
    • 在学資金の場合:学生証、在学証明書など在学を証明できる書類と合わせ、学校案内や授業料納付通知書など資金使途が確認できるもの
    • 自宅外通学(予定も含む)の場合:住民票の写し(原本)や不動産賃貸借契約書、賃貸予定の物件明細など、自宅外通学が確認できる書類

    4. 国の教育ローンの追加融資を断られた場合の対処方法とは

    国の教育ローンの追加融資に申込んだものの、審査に通らず融資を受けられなかったときには、以下で紹介する奨学金や民間の教育ローンの利用など、別の対処法を考えてみましょう。

    4-1 対処方法1:奨学金

    奨学金とは、進学する学生本人が申込んで教育資金を借り入れ、卒業後に返済する制度です。奨学金は日本学生支援機構が提供しているもの以外に、学校独自の奨学金制度や企業が行っている奨学金もあります。 また、奨学金は返済が必要な貸与型と返済不要の給付型に分けられ、収入基準や学力基準などの申込基準は給付型のほうが厳しくなっています。貸与型は有利子と無利子に分かれており、併用も可能です。

    4-1-1 学校独自の奨学金制度

    関西大学では、以下のような奨学金制度が用意されています。

    給付型
    名称 給付期間 給付金額(年額)
    関西大学新入生給付奨学金 1年間 30万円~45万円(学部によって異なる)
    関西大学学部給付奨学金 1年間 (再出願可)
    貸与型
    名称 貸与期間 貸与金額(年額)
    関西大学貸与奨学金 1学期間 (再出願可) 1学期分の授業料相当額(無利子)
    緊急・応急奨学金(給付型)
    名称 給付期間 給付金額(年額)
    関西大学災害時支援給付奨学金 1年間 授業料相当額が上限
    関西大学家計急変者給付奨学金 1年間 (在学中1回かぎり) 24万円
    緊急・応急奨学金(貸与型)
    名称 貸与期間 貸与金額(年額)
    関西大学短期貸付金 原則3ヶ月以内 原則1,000円~3万円まで(即日貸与)

    上で紹介した以外にも学術や文化、福祉活動において優れた業績を挙げた方に対する活動支援金として20万円を給付する奨励金制度もあります。

    (出典)関西大学|奨学金制度

    4-1-2 日本学生支援機構の奨学金制度

    日本学生支援機構が提供する奨学金制度には、返還不要の給付型と貸与型の2種類があります。

    また、貸与型奨学金には無利子(第一種貸与奨学金)のと有利子(第二種貸与奨学金)があり、併用しての申込みも可能です。

    給付型、そして貸与型それぞれに収入基準や学力基準が設けられており、給付型が一番厳しく、主に住民税非課税世帯を対象としています。そして、無利子の第一種貸与奨学金、有利子の第二種貸与奨学金になるにつれ所得基準および学力基準ともに緩やかな基準になっています。

    日本学生支援機構の奨学金は、入学前に申込む予約採用と在学中に申込む在学採用のほか、被災や家計急変によって急遽奨学金を受けたい方に向けた家計急変採用や緊急採用、応急採用もあります。

    (出典)日本学生支援機構|奨学金

    4-2 対処方法2:民間の教育ローン

    民間の教育ローンとは、銀行や信用金庫などの金融機関が提供している、資金使途を教育資金に限定したローンです。資金使途が限定されているため、カードローンやフリーローンと比べ、低い金利で借りられる点が特徴です。

    申込者は保護者で、返済も保護者が行います。

    国の教育ローンと異なり、子どもの数に関係なく教育資金を借りられますが、融資を受けるには、国の教育ローンと同様に審査を受け、通過しなければなりません。

    ただ、申込みから融資までの期間が国の教育ローンよりも短いため、早急にまとまった資金が必要な際にはぜひ利用を検討してみましょう。民間の教育ローンには「証書型貸付」と「極度型貸付」の2種類があります。

    4-2-1 証書型貸付の特徴

    証書型貸付とは、契約時に決めた金額を一括で借り入れ、その後は返済を行う仕組みです。そのため、追加で借り入れたいと思った際には、新たに申込み、審査を受けなければなりません。

    ただし、民間の教育ローンは、収入の上限基準などは設けておらず、申込者の返済能力を重視した審査を行うため、新たに借り入れを行いたいと思っても、そのときの収入や信用情報などによっては借りられない可能性がある点がデメリットです。

    証書型貸付は、借り入れる金額があらかじめ決まっており、追加の借り入れを予定していない方に向いている貸付方式です。

    最初に必要な額を一括で借り入れることで、その後完済までの返済計画が立てられる点は借りる側にとって大きなメリットでしょう。

    返済は原則として借り入れた翌月から始まりますが、在学期間中は利息のみの支払いを選べるものもあります。

    4-2-2 極度型貸付の特徴

    極度型貸付は、カードローン型とも言われ、契約時に決めた借入可能額の範囲内なら、いつでも借り入れ、返済ができる点が証書型貸付と異なります。

    借り入れや返済は提携ATMを利用できるため、まとまった金額を借りるのではなく、必要な金額をその都度借り入れ、返済したいと思っている方に向いています。

    極度型貸付の返済は、原則として在学中は利息のみでよく、卒業してから元金も合わせて返済するケースが多く見られます。在学中の返済負担が抑えられるメリットがあるものの、借入金額によっては卒業後の返済額が一気に多くなる点に注意が必要です。

    その都度借りられる点から、つい借りすぎてしまうデメリットがある点を理解し、借り入れる際には最終的な返済額がどのくらいになるのかを確認しながら借り入れることを忘れないようにしましょう。

    5. 銀行で申込めるおすすめの教育ローン5選

    ここでは銀行で申し込めるおすすめの教育ローンを5つ紹介します。

    国の教育ローンが利用できなかった、もしくは急遽資金調達が必要になったときなどに、候補の1つとして検討してみましょう。

    5-1 三井住友銀行

    最短即日融資が可能で、インターネットやローン契約機、電話など多様な申込方法が用意されています。

    年収基準が設けられている点や、返済方法に在学期間中の元金据置が選べない点に気をつけておきましょう。また、契約時には必ず来店し、ローン契約機で手続きを行う必要があります。

    借入金額 10万円以上300万円以内
    金利 年3.475%(変動金利)
    担保・保証人 不要
    申込条件 以下の条件を全て満たす方
    ・教育を受ける方の両親または本人で、申込時に満20歳以上満65歳以下
    ・前年度税込年収(個人事業主は所得金額)が200万円以上で、現在安定した収入がある(年金収入のみは利用不可)
    ・契約時に来店しローン契約機で契約できる
    ・日本国内に在住している
    ・指定の保証会社の保証を受けられる
    申込方法 ・インターネット
    ・ローン契約機
    ・電話
    返済期間 1年以上10年以内
    必要書類 ・本人確認資料(運転免許証、パスポート、個人番号カードなど)
    ・収入確認書類(源泉徴収票、確定申告書、納税証明書など)
    ・資金使途確認書類(学校などに納付する金額が分かる納付書やパンフレットなど)

    (参考)三井住友銀行|教育ローン

    5-2 みずほ銀行

    既に支払った教育費についても、申込み以前1ヶ月以内に支払ったものなら対象になる点や、最長5年の元金据置返済が用意されています。

    また、みずほ銀行でほかの証書貸付ローンを利用、もしくは利用しているなら、年0.1%の金利引き下げ優遇を受けられます。

    借入金額 10万円以上300万円以内
    金利 年3.475%(変動金利)
    年4.70%(固定金利)
    担保・保証人 不要
    申込条件 以下の全ての条件を満たす個人
    ・借入時の年齢が満18歳以上満66歳未満で、完済時年齢が満71歳未満
    ・勤続年数(営業年数)が2年以上ある
    ・前年度税込年収(個人事業主は申告所得)が200万円以上で、安定かつ継続した収入が見込める
    ・保証会社の保証が受けられる
    申込方法 ・インターネット
    ・店舗窓口
    返済期間 6ヶ月以上10年以内(最長5年の元金返済据置可能)
    必要書類 ・本人確認資料(運転免許証、パスポートなど)
    ・収入確認書類(源泉徴収票、納税証明書など)
    ・資金使途証明書類(納付書や領収書など)

    (参考)みずほ銀行|教育ローン

    5-3 池田泉州銀行

    申込めるエリアが限定されており、池田泉州銀行の口座を持っている必要がありますが、融資限度額が比較的高額に設定されている点が特徴です。

    また、ここでは一括借入型を紹介していますが、ほかにカードローン型も用意されています。

    カードローン型の場合、融資限度額が1,000万円までとなっているほか、金利が一括借入型よりも高めに設定されていますので、選ぶ際に注意しておきましょう。

    借入金額 10万円以上3,000万円以内
    金利 年2.175%~年2.875%(変動金利)
    担保・保証人 不要
    申込条件 以下の条件を全て満たす個人
    ・借入時年齢が満20歳以上満65歳未満で、完済時年齢が満70歳以下
    ・安定かつ継続した収入がある
    ・池田泉州銀行の営業エリア内に居住している
    ・日本国籍もしくは永住許可などを受けている外国人
    ・保証会社の保証が受けられる
    申込方法 ・インターネット
    ・店舗窓口
    返済期間 6ヶ月以上15年以内(在学期間中の元金返済据置可能)
    必要書類 ・本人確認資料(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
    ・収入確認書類(源泉徴収票、給与明細書、確定申告書など)
    ・資金使途確認書類(学生証や合格通知など)

    (参考)池田泉州銀行|教育ローン

    5-4 関西みらい銀行

    関西みらい銀行の教育ローンには証書型貸付と極度型貸付の2つが用意されています。ここでは証書型貸付について紹介していますが、極度型貸付については融資限度額が500万円以内となっている点に注意しておきましょう。

    関西みらい銀行で住宅ローンを利用している方は、金利が1.800%まで引き下げられますので、検討してみてはいかがでしょうか。

    借入金額 10万円以上500万円以内
    (医・歯・薬・獣医学部などへの進学費用については2,000万円以内)
    金利 年2.200%、年2.800%(変動金利)
    担保・保証人 不要
    申込条件 以下の全てを満たす個人
    ・申込時年齢が満20歳以上満66歳未満で、完済時年齢が満75歳未満
    ・安定かつ継続した収入がある(パートやアルバイトも利用可能)
    ・保証会社の保証が受けられる
    申込方法 ・インターネット
    ・郵送
    返済期間 1年以上14年以内(医・歯・薬・獣医学部などは最長20年以内、ただし以下のいずれか短い期間についての元金返済据置可能)
    ・卒業予定月までの就学期間内
    ・4年9ヶ月(医・歯・薬・獣医学部などは8年)
    必要書類 ・本人確認資料(運転免許証、パスポートなど)
    ・収入確認書類(住民税決定通知書、課税証明書)
    ・資金使途確認書類(納付書、領収書、振込依頼書など)

    (参考)関西みらい銀行|教育ローン

    5-5 東京信用金庫

    東京信用金庫の営業エリア内に勤務もしくは居住している方なら、取引がなくても申し込めます。固定金利で借り入れられるため、返済計画が立てやすいメリットがあります。

    収入基準も設けられておらず、地域密着型の金融機関のため、利用しやすい点が特徴です。

    借入金額 30万円以上1,000万円以内
    金利 年2.98%(固定金利)
    担保・保証人 不要
    申込条件 ・満20歳以上完済時年齢満70歳以下で、安定かつ継続した収入がある
    ・東京信用金庫の会員または会員資格を有する
    ・保証会社の保証が受けられる
    ・日本国籍を有してる、または永住許可を得ている
    ・ 反社会的勢力でない
    ・ 今回の申込金額や他信用金庫の利用を含めた借入残高とカードローン極度金額の合計が3,000万円以内である
    申込方法 ・インターネット
    ・FAX
    ・店舗窓口
    返済期間 6ヶ月以上16年以内(卒業予定月までの元金返済据置可能)
    必要書類 ・本人確認資料(運転免許証、健康保険証など)
    ・収入確認書類(所得証明書、確定申告書の控えなど)
    ・資金使途確認書類(学校が発行している振込用紙、必要資金を確認できる書類など)

    (参考)東京信用金庫|教育ローン

    国の教育ローンは追加融資に対応している!

    国の教育ローンは追加融資に対応しています。ただ、証書型貸付という特性上、追加で借り入れたいなら、新たに申込み、審査を受けなければなりません。

    また、申込みから融資までに20日程度かかりますので、余裕を持って申込むようにしましょう。

    追加融資の審査に通らなかった際には、奨学金や銀行の教育ローンなどを利用する方法もあります。

    銀行の教育ローンは、提供する金融機関によって特徴が異なりますので、必ず複数社を比較してから申込むようにしましょう。複数社の選択に迷った際には、一括比較サイトの利用がおすすめです。

    Q&A

    ここでは、国の教育ローンの追加融資についての質問や、奨学金を借りるメリットやデメリット、銀行の教育ローンの特徴についての質問について、回答も合わせて紹介します。

    国の教育ローンとは?
    国の教育ローンとは、日本政策金融公庫が行っている教育一般貸付のことで、低所得世帯などに対する優遇措置が設けられている点が特徴です。借入可能額は子ども1人あたり350万円ですが、要件を満たすことで450万円まで引き上げられます。
    国の教育ローンは追加融資に対応している?
    国の教育ローンは追加融資に対応しています。ただし、追加融資の申込みは新規申込みと同じ手続きになるため、審査を受けなければなりません。
    国の教育ローンの追加融資はどこに申込めばいい?
    インターネット、もしくは郵送で、自分が住んでいる管轄の日本政策金融公庫の店舗に申込みます。来店での申込みも可能です。
    国の教育ローンの追加融資を断られた場合は?
    国の教育ローンの追加融資を断られた場合は、代替策として奨学金や銀行の教育ローンの利用を考えましょう。
    奨学金を借りるメリット・デメリットは?
    奨学金のメリットは、世帯収入が低く、進学を諦めざるを得ない状況でも、所得基準や学力基準をクリアすることで利用でき、進学をサポートしてもらえることです。ただし、借り入れるのは学生本人のため、卒業後に学生本人が返済しなければならないといったデメリットがあります。
    民間の教育ローンの特徴は?
    民間の教育ローンは、提供する金融機関によって特徴が異なりますが、目的別ローンの1つであることから、カードローンやフリーローンに比べて低金利で借りられるメリットがあります。また金融機関によっては3,000万円以内など高額な借入可能額が設定されているため、医学部進学などまとまった資金が必要なときに役立ちます。
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    氏名:
    新井智美
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    ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
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    新井 智美(あらい ともみ)
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