【第66回】必ず借りられるビジネスローンはある?法人・個人が利用できるビジネスローン11選!
ビジネスローンは、必ず審査を受けなければならず、絶対に借りられるわけではありません。今回はビジネスローンの審査について解説するとともに、個人事業主も借りられるおすすめのビジネスローンをご紹介します。
この記事は約12分30秒で読むことができます。
お急ぎの方、ビジネスローンのランキングを知りたい方は、このページ下部のこちらをご覧ください。
1. ビジネスローンとは?カードローンとの違い
ビジネスローンは、資金使途が事業資金に限定されており、利用できるのは法人もしくは個人事業主に限られます。一方、カードローンは原則として誰でも申込むことができ、資金使途も原則自由です。
ビジネスローンは、事業資金という特性から、借入可能額が高めに設定されているケースが多く、その分審査もカードローンと比べると厳しいといわれています。
ただし、中には担保を提供することで、より高額な融資を低金利で受けられるビジネスローンもあり、有担保での融資が用意されている点はカードローンにはないメリットといえるでしょう。
1-1 ビジネスローンの契約方式1:極度貸付
極度貸付とは、契約書によってあらかじめ設定された極度額といわれる借入限度額の範囲内であれば、繰り返し借り入れや返済ができる貸付契約のひとつです。カードローンやキャッシングによる貸付がこれにあたります。
好きなときに借りられ、好きなときに返済できる自由さがメリットです。一方で、定期的に借入額を把握しておかないと借りすぎてしまい、いつまでたっても返済できないといった事態に陥る可能性がある点はデメリットとして挙げられます。
少額で短期間の貸付に使われる契約方法です。
1-2 ビジネスローンの契約方式2:証書貸付
証書貸付とは、金銭消費貸借契約書を交わして貸付を行う方法で、契約書には貸付金額や金利、返済期間、返済方法などが記載されています。また、担保を必要とするケースもあり、担保が不動産である場合はその不動産に抵当権が設定されます。
証書貸付の貸付は契約時の1度のみで、あとは返済を行うのみとなっている点が極度貸付と異なるので注意が必要です。追加で借り入れる場合は新たに契約を結ばなくてはなりません。
証書貸付は基本的に高額で長期に渡る貸付で利用されています。
2. 必ず借りられるビジネスローンはある?
結論から言って、必ず借りられるビジネスローンは存在しません。ローン、つまり融資という性質上、利用の際には必ず審査を受ける必要があります。これは法人でも個人事業主でも同じことです。金融機関としても、融資を行う以上、貸し倒れのリスクをできるだけ防ごうとします。
そのため、確実に返せるだろうと思える金額までしか融資を行いません。経営状況や事業規模によっては、思ったほど借りられなかったということも十分にあり得ます。
中には審査に通りやすいビジネスローンを紹介されることもあるかもしれませんが、内容は審査基準が異なるだけの可能性が高いと思ったほうがいいでしょう。
3. 審査がないビジネスローンは危険
なかには「審査不要」を謳っている貸金業者も存在します。しかし、貸金業法第13条に定められているとおり、融資を行うにあたり審査を行わないことは違法になります。
そのため、審査を行わないビジネスローンは法律に従っていない「闇金」の可能性があります。闇金は違法な取立てを行うなどの特徴がありますが、最近では、利用者に対して優しく接する「ソフト闇金」と言われる貸金業者もみられます。
3-1 闇金を見極める方法
闇金には基本的に審査を行わないと広告している業者が多いという特徴があります。また、事業としてお金を融資する場合は金融庁への登録が義務づけられているにもかかわらず、登録を行っておらず、10日で10%の金利といった法外な金利で貸付けを行っているところもあります。
お金を借りようと思った業者が闇金かどうかを見分けるには、まず登録番号を調べるようにしましょう。金融庁のサイトには、「登録貸金業者情報検索サービス」があり、貸金業を行うとして登録を受けた登録業者が分かるようになっています。
この検索サービスに載っていない、もしくは登録番号がない貸金業者は闇金の可能性が高いため、絶対に利用しないようにしましょう。
4. 【個人事業主向け】おすすめビジネスローンをまとめて紹介
ビジネスローンのなかには、利用条件を法人のみとしており、個人事業主は利用できないものもあります。ここでは、個人事業主が借りられるビジネスローンを紹介します。
4-1 りそな銀行 りそなビジネスローン「活動力」
全国の提携ATMにて必要なときに借り入れおよび返済が可能です。また、担保の提供や第三者保証が不要で最大500万円までの融資枠が設定されています。創業して間もない、決算書のない企業でも最大100万円が借り入れられるため、創業間もないときの資金として活用できる点がおすすめです。
金利 | 年6.0%、年10.0%、年14.0% |
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借入可能額 | 10万円~500万円 |
借入期間 | 法人:3年ごとの更新 個人事業主:1年ごとの更新 |
申込条件 | 以下の全ての条件を満たす法人または個人事業主 ・りそなグループでの融資取引がない ・アイフル株式会社の保証を受けられる ・原則として信用保証協会利用対象業種である ・連帯保証人(法人代表者)、借入人(個人事業主)の借入申込時の年齢が満20歳以上69歳以下で、日本国籍以外の場合は永住者または特別永住者である ・手形交換所または電子債権記録機関の取引停止処分を受けていない |
資金使途 | 事業資金(創業資金を含む) |
必要書類 | (法人) ・直近2期分の決算書 ・履歴事項全部証明書(商業登記簿謄本) ・代表者の本人確認資料 (個人事業主) ・本人確認資料 ・所得証明書(申込金額が300万円超の場合) |
担保・保証人 | 担保:不要 保証人:法人の場合は原則として法人代表者、個人事業主の場合は不要 |
手数料 | 不要 |
保証会社 | アイフル株式会社 |
4-2 PayPay銀行 ビジネスローン(個人事業主向け)
PayPay銀行のビジネスローンを利用するためには、PayPay銀行の個人事業主向けの普通預金口座「ビジネスアカウント」の開設が必要ですが、契約時までに口座を開設していれば問題ありません。
事務手数料や維持費がかからないため、低コストで借り入れられる点が特徴的です。また、Visaデビットを使った自動融資サービスも利用できるため、急に現金が必要になったときや、まとまった支出があるときなどに便利でしょう。
金利 | 年1.8%~13.8%(変動金利) |
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借入可能額 | 10万円~500万円 |
借入期間 | 1年(自動更新) |
申込条件 | 以下の条件を満たす個人事業主 ・日本国籍を有している、もしくは外国籍で日本での永住権を有している ・申込時の年齢が満20歳以上満69歳以下 |
資金使途 | 事業性資金 |
必要書類 | 審査に必要な書類は特になし 契約までに、審査の過程で下記の書類が必要になる場合がある ・事業の実体が確認できる資料 ・所得証明書類など |
担保・保証人 | 不要 |
手数料 | 不要 |
保証会社 | アイフル株式会社 |
4-3 愛知銀行 個人事業主向けビジネスローン「ナイスカバー」
愛知銀行の営業区域内で事業を営んでいる個人事業主に向けたビジネスローンで、融資形式が証書貸付であるのが特徴です。融資期間が最長10年と長いため、無理なく返済できるローンとしておすすめです。
申込みはインターネットもしくは来店で行え、確定申告書など経営状況を確認できる書類も必要ありません。
金利 | 年4.8%、年8.0%、年13.5% |
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借入可能額 | 10万円~500万円 |
借入期間 | 最長10年 |
申込条件 | 以下の条件を全て満たす人 ・申込時の年齢が満20歳以上で、完済時の年齢が満81歳未満 ・愛知銀行に普通預金または当座預金がある ・安定かつ継続した収入がある ・愛知銀行の営業区域内で事業を営んでいる個人事業主 |
資金使途 | 事業性資金 |
必要書類 | 本人確認書類 |
担保・保証人 | 不要 |
手数料 | 不要 |
保証会社 | - |
4-4 横浜銀行 ビジネスフリーローン(個人事業主向け)
神奈川県内および東京都町田市に居住もしくは事務所がある個人事業主が利用できるビジネスローンです。安定した収入を要件としているものの、必要書類は本人確認書類だけでよく、複数の借入先をまとめるおまとめローンとしても利用可能です。
一部繰上手数料や条件変更手数料がかかるものの、年14.5%の金利が適用されている場合は、手数料が免除され、必要となる手数料は全額繰上返済手数料のみです。
金利 | 年4.8%、年8.0%、年14.5% |
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借入可能額 | 10万円~500万円 |
借入期間 | 1年以上10年以内 |
申込条件 | 以下の条件を満たす人 ・借入時の年齢が満20歳以上、最終返済時の年齢が満76歳未満 ・安定した収入のある個人事業主 ・特定の保証会社の保証を受けられる人 ・神奈川県内および東京都町田市に居住もしくは勤務している |
資金使途 | 事業資金(個人間での受け渡しや投機資金は不可) |
必要書類 | 本人確認書類 |
担保・保証人 | 不要 |
手数料 | 一部繰上返済手数料:5,500円 条件変更手数料:5,500円 全額繰上返済手数料:3,300円 ※適用金利が年14.50%の場合は、一部繰上返済手数料および条件変更手数料はかかりません |
保証会社 | 株式会社クレディセゾン |
4-5 東京スター銀行 スタークイックビジネスローン
東京スター銀行では、個人事業主向けに「スター不動産担保ビジネスローン」、「スタービジネスカードローン」、「スタークイックビジネスローン」の3種類が用意されています。今回はそのうちの1つ「スタークイックビジネスローン」を紹介します。
無担保ながら最大1,000万円まで借りられるビジネスローンは珍しいでしょう。繰上返済の手数料も無料に設定されているなど、借りた後の細かい手数料を考えなくてもいい点もメリットです。
証書貸付ですので、繰り返し借りることはできませんが、借入希望額が決まっており、追加での融資を考えていない個人事業主におすすめです。
金利 | 年4.5%~14.5% |
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借入可能額 | 10万円~1,000万円 |
借入期間 | 1年以上10年以内 |
申込条件 | 以下の条件に該当する ・事業を営んでいる法人代表者、個人事業主 ・申込時の年齢が満20歳以上、契約時の年齢が満69歳以下 ・特定の保証会社の保証を受けられる |
資金使途 | 事業性資金 |
必要書類 | 本人確認資料 直近1期分の収入がわかる書類 個人事業開業届出済証明書など |
担保・保証人 | 不要 |
手数料 | 不要 |
保証会社 | アイフル株主会社 |
4-6 きらぼし銀行 スモールビジネスローン
融資期間が6ヶ月以内のため、短期間の融資やつなぎ融資の目的で利用する方に向いています。申込後に面談を行い、翌営業日には審査の回答が得られるため、融資を急いでいる方にもおすすめです。
ただし、面談や契約の際には来店が必要となるため、遠方の方は日程を調整する必要があります。
金利 | 年4.0%~年9.0%(固定金利) |
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借入可能額 | 100万円~1,000万円(原則として月商の範囲内) |
借入期間 | 6ヶ月以内 |
申込条件 | ・従業員数30名未満の法人および個人事業主 ・原則として設立および営業2年以上 ・青色申告をしている ・きらぼし銀行と融資取引がない、もしくはスモールビジネスローン取扱窓口と取引がある |
資金使途 | 事業資金(健全な運転資金に限る) |
必要書類 | (法人) ・直近の決算書1期分(原本) ・本人確認書類 (個人事業主) ・確定申告書および付属の青色申告決算書1期分(原本) ・本人確認書類 決算書1期分 |
担保・保証人 | 原則不要 |
手数料 | 融資金額および融資期間に応じた事務手数料が必要 |
保証会社 | - |
4-7 Orico 個人事業主専用ローンカードCREST for Biz(クレストフォービズ)
個人事業主向けのカードローンで、ネット入会と同時に借り入れを申込むことで、最大2%の金利優遇を受けられるキャンペーンを行っています。カードローンではあるものの、総量規制の対象外となっている点も特徴的です。
年会費は無料ですので、保有コストを気にすることもないでしょう。返済プランは「残高スライド」と「定額返済」が用意されていますが、利用にあたっては、事前にシミュレーションを行い、無理なく返済できる額を借り入れることが大切です。
金利 | 年6.0%~年18.0% |
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借入可能額 | 10万円~300万円 |
借入期間 | - |
申込条件 | 個人事業主であること |
資金使途 | 事業性資金 |
必要書類 | ・本人確認資料 ・所得証明書類(確定申告書、青色申告決算書、収支内訳書) ・「事業状況のご確認」もしくは借入計画書など |
担保・保証人 | 不要 |
手数料 | 不要 |
保証会社 | - |
4-8 AGビジネスサポート 事業者向けビジネスローン
アイフル株式会社100%出資の連結子会社であるアイフルビジネスファイナンスは、多くのビジネス商品を用意していますが、ここでは「事業者向けビジネスローン」を紹介します。
最短翌日の融資が受けられるため、資金繰りに急いでいる方におすすめです。証書貸付で最大1,000万円まで借りることができますが、金利が高めに設定されていることもありますので、借りた後はできるだけ早めの返済を考えるようにしましょう。
金利 | 年3.1%~年18.0% |
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借入可能額 | 50万円~1,000万円 |
借入期間 | 最長5年(元利均等返済の場合) |
申込条件 | 法人(75歳まで)または個人事業主(69歳まで) |
資金使途 | 事業資金 |
必要書類 | (法人) ・代表者の本人確認書類 ・決算書 (個人事業主) ・本人確認資料 ・確定申告書 ・アイフルビジネスファイナンス所定の事業内容確認書(事業計画書・資金繰り表)など |
担保・保証人 | 原則不要 ※法人の場合は原則代表者が連帯保証をする |
手数料 | 契約締結時の印紙代 |
保証会社 | - |
4-9 プロミス 自営者カードローン
最短即日で融資を受けられる点がプロミス自営者カードローンの強みです。資金使途が事業性資金以外に生計費も対象となっている点は、自営業者にとって非常にありがたく感じられるのではないでしょうか。
また、プロミスをはじめて利用する方に対し30日間の無利息サービスが設けられているため、とりあえず申込みをして資金が必要になったときに、無利息サービスも合わせて利用できるようにしておくと安心です。
金利 | 年6.3%~年17.8% |
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借入可能額 | 最大300万円 |
借入期間 | 最長6年9ヶ月 |
申込条件 | 年齢が20歳以上65歳以下の自営業者 |
資金使途 | 事業資金・生計費 |
必要書類 | ・本人確認書類 ・収入証明書類2種(確定申告書、青色決算申告書、収支内訳書) ・事業の実態を証明する書類(営業許可書、発注書、領収書など) |
担保・保証人 | 不要 |
手数料 | 不要 |
保証会社 | - |
5. 【法人向け】おすすめビジネスローンをまとめて紹介
利用者が法人のみに限られている、つまり個人事業主は利用できないビジネスローンもあります。ここでは、法人のみが利用できるビジネスローンについて紹介します。
5-1 みずほ銀行 みずほスマートビジネスローン
みずほ銀行からインビテーション(招待)を受けた法人しか利用できないビジネスローンで、法人なら誰でも利用できるわけではありません。招待制だからこそ年1.0%の低金利で提供できることが読み取れます。
招待制であるため、審査に必要な書類をこちらで揃えなくてすむ点もメリットでしょう。申込みから契約までの手続きは専用のサイトで行われますので、少しVIPな感じを味わえるかもしれません。ただし、借入期間が1年以内となっていますので、長期の借り入れには向いていません。
借り入れの際も1年以内に必ず返せる額かどうかを考えて借りるようにしましょう。
金利 | 年1.0%台~年14.0% |
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借入可能額 | 10万円~1,000万円 |
借入期間 | 1年以内 |
申込条件 | 以下の全ての条件を満たす法人 ・みずほ銀行に一定期間口座を持っている ・みずほ銀行に借入残高がない ・みずほ銀行からのインビテーションを受けている ・法人の代表者による申込みは必須 |
資金使途 | 事業用運転資金 |
必要書類 | 不要 |
担保・保証人 | 担保:不要 保証人:代表者の連帯保証が必要 |
手数料 | 不要 |
保証会社 | - |
5-2 三井住友銀行 ビジネスセレクトローン
無担保で最大1億円まで、担保を提供することで最大3億円までの借り入れが可能になり、比較的低金利で借りられる点が魅力的です。また、メガバンクといった信用力も、その後のサポート面などでの安心につながるのではないでしょうか。
事務手数料が必要になることや、融資までの時間がかかる点は気になるところですが、高額な融資を低金利で借り入れたい方は1度相談してみてもいいかもしれません。上限金利が明記されていないため、借入希望額によっては、ほかのビジネスローンよりも高い金利が適用される可能性があります。申込みの際にしっかりと確認しておきましょう。
金利 | 年2.125%~(変動金利の場合) |
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借入可能額 | 最大1億円 |
借入期間 | 最長7年 |
申込条件 | 以下の条件を満たす法人 ・業歴2年以上 ・三井住友銀行の取り扱い窓口で取引が可能な地域に所在している ・最新決算期において、債務超過でない ・申込みの時点で税金の未納がない |
資金使途 | 事業資金(運転資金、設備資金など) |
必要書類 | ・最新の税務申告書(原本3期分) ・最新決算期の納税証明書(法人税・消費税、その1・3-3) ・商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書) |
担保・保証人 | 担保:不要 保証人:代表取締役全員の連帯保証が必要 |
手数料 | 33,000円~99,000円の事務手数料が必要 |
保証会社 | - |
6. ビジネスローンを借りるメリット
カードローンをはじめ、金融機関から融資を受ける方法は多く存在しますが、その中で、あえてビジネスローンを利用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。代表的なメリットについて、解説します。
6-1 比較的低金利
ビジネスローンの金利は一般的に低めに設定されている点が、メリットとして挙げられます。カードローンやフリーローンを利用する場合、銀行なら最大15%、消費者金融なら最大18%程度になりますが、それに比べると低金利で借りることができます。
ただし、この比較はカードローンやフリーローンを利用する場合です。仮に銀行で事業融資を受けるなら、2%前後の金利で借りることができるため、条件が合うなら事業融資を選んだほうがいいでしょう。
ただ、事業融資の場合は申込んでから審査、そして契約、融資実行まで1ヶ月程度かかる場合もあるため、早く借り入れたい方にはビジネスローンが向いているといえるでしょう。
6-2 融資までの時間が早い商品が多い
上でも少し述べましたが、銀行での事業融資の場合、申込みから融資実行まで1ヶ月程度の期間がかかります。
ビジネスローンの場合、早ければ即日融資可能というところもあり、急にまとまった資金が必要になった際に利用しやすい点がメリットです。さらに、必要書類が本人確認書類のみでよいケースもあり、銀行融資に比べると手続きの際に用意する書類が少なくて済みます。
6-3 一括返済を選べる場合がある
ビジネスローンの中には、契約時に一括返済を選べる商品もあります。一括返済を選び、かつ早めに返済することで、金利負担分を抑えることができます。
つなぎ融資に利用するなど、返済資金がはっきりと分っている場合は一括返済を選ぶとよいでしょう。どちらにしても、返済に関しては無理のないように、きちんと返済計画を立ててから行うようにしてください。
6-4 来店不要、インターネット完結の商品もあり
カードローンと同様に、来店不要やインターネットで申込みから契約まで完結する商品があります。また、無担保、保証人なしで借りられる点もメリットです。担保の提供や保証人をつけるとなるとその分審査に時間がかかることになるため、審査時間の短縮になるしょう。
6-5 原則、担保・保証人がいらない
ビジネスローンでは原則として、担保や保証人を不要としている商品が多くみられます。無担保そして保証人を用意することなく、借り入れられる点はメリットです。ただし、法人の場合は代表者を連帯保証人とすることが条件となっているケースもあるため、申込前によく確認しましょう。
7. ビジネスローンを借りるデメリット
ビジネスローンには上に挙げたメリットがありますが、もちろんデメリットも存在します。以下に挙げるデメリットの内容をしっかりと理解し、利用することが大切です。
7-1 プロパー融資と比べると金利が高め
銀行が融資を行う場合、申込者との間に保証協会を挟むケースが一般的ですが、中には保証協会を利用せずに銀行と申込者との2者間で融資契約を結ぶことがあります。このような融資形態がプロパー融資です。
プロパー融資は金利の上限がありませんが、1%~3%が相場となっています。
貸金業法の適用を受ける消費者金融のビジネスローンの場合、最高15%~18%の上限金利が適用されます。ビジネスローンの場合プロパー融資と比べると、ビジネスローンのほうが高い金利が設定される傾向があるため注意しましょう。
7-2 プロパー融資よりも借入限度額が低め
プロパー融資には金利の上限がないばかりでなく、融資限度額の上限もありません。場合によっては億単位の融資も可能です。
しかしビジネスローンの多くは融資限度額が300万円~500万円に設定されているケースが多く、プロパー融資のような高額な借り入れはできません。
プロパー融資は銀行が直接貸し付ける仕組みであることから、審査が厳しい傾向にあります。そのため、返済能力があると認めた会社を見極めて融資を行っています。プロパー融資を受けられるということは信用力があるというこです。プロパー融資を進められているなら、ビジネスローンよりもプロパー融資を選ぶほうがメリットは大きいといえます。
7-3 用意する書類が多い
カードローンやフリーローンに比べ、審査のために用意しなければならない書類が多い点がデメリットです。カードローンやフリーローンの場合、基本的に本人確認書類のみであるケースは多いですが、ビジネスローンの場合は、本人確認書類以外に、決算書なども必要になる場合があります。
7-4 個人事業主は借りられないときもある
ビジネスローンには、法人のみを対象としているものもあります。法人のみを対象としているビジネスローンだと、個人事業主は申込むことすらできません。そのため、事前に利用条件を確認し、条件を満たしているかを確認するようにしましょう。
逆に個人事業主のみを対象としているビジネスローンもありますので、個人事業主なら、個人事業主専用のビジネスローンも視野に入れて、複数社を比較検討してみましょう。
7-5 手数料がかかるものもある
ビジネスローンの中には、融資のときに手数料がかかる商品もあります。手数料の多くは事務手数料ですが、定額制のものや融資額そして融資期間で計算されるものもあり、借入金額によっては高額になる可能性もあります。
ビジネスローンの利用にあたって、手数料が発生するのか、発生するならどのような手数料で、金額はどのくらいになるのかを事前に確認しておくことが大切です。
7-6 銀行融資と比べて借入可能額が低い
一般的にビジネスローンの最大融資額は500万円程度に設定されています。銀行融資が最大1億円程度に設定されていることに比べると、借入可能額が低いと感じられる点は否めません。
ビジネスローンの中でも、最大1,000万円の融資を可能としているところもありますが、最終的な借入額は審査によって決まるため、高額な融資を希望していても叶わない可能性があります。
8. 即日融資を受けるためのコツを紹介
即日融資が可能なビジネスローンもありますが、誰でも即日融資が受けられるわけではありません。ここでは少しでも借りやすい状態にするために即日融資を受けるためのコツを紹介します。
8-1 早い時間に申込みを完了させる
即日融資を受けるためには、できるだけ早い時間に申込みを完了させることがポイントです。できれば午前中に申込みを完了させておきましょう。
ビジネスローンの手続きは申込みがあった順番に行われるので、午前中に申込者が多かった場合は午後一番で申込んだとしてもすぐに仮審査の手続きに入れない可能性もあります。
申込みから契約までの手続きをスムーズに終わらせるためにも、なるべく午前中に申込みを完了させ、その日のうちに契約手続きまで進められるようにしておくことが大切です。
8-2 複数のビジネスローンに申込む
複数のビジネスローンに申込むことも即日融資につなげられるコツです。ただし、必ず借りられるローンがないことに不安を感じて、同じタイミングで複数のビジネスローンに申込む方がいますが同時に申込むことは止めましょう。
ビジネスローンに申込んだという情報は信用情報機関に登録されるため、審査担当者にもその情報が伝わります。その結果、複数のビジネスローンに申込んでいることから「資金調達に悩んでいるのではないか」と思われ、返済能力に問題があると判断されてしまう可能性があります。
複数のビジネスローンに申込む際には、審査結果が出てから別のビジネスローンに申込むようにしてください。
9. ビジネスローンを借りたいときの注意点
ビジネスローンの借り入れには審査があるので、申込前に注意点を確認しておくことが大切です。以下で5つの注意点を解説するので順番に確認していきましょう。
9-1 債務整理の経験があると審査が厳しくなる
ビジネスローンでは、経営状況の審査が行われますが、同時に借り入れる本人の信用情報も必ずチェックします。その際に、任意整理や個人再生、自己破産など、債務整理の経験があることがわかった場合、審査に通る可能性はかなり低くなると考えたほうがよいでしょう。
法人でも、過去に経営破綻の事実があると、審査に通過するのは難しくなります。
9-2 創業年数が浅いと審査に通過しにくい
申込条件に創業1年~2年以上と明記しているところがあるように、創業年数が浅いと審査に通過しにくい傾向が見られます。なぜなら、創業年数が1年に満たない場合、事業が軌道に乗っているのか、また、今後も収益が見込めるのかの判断がつきにくいからです。
審査通過の可能性を上げたいのであれば、創業1年経つのを待って申込みをしたほうがいいでしょう。
9-3 審査基準を把握しておく
ビジネスローンの審査基準はローン会社や銀行によって異なり、その内容は公開されていません。ここでは一般的な審査基準を紹介します。
- 決算書の内容: 決算書からその企業の収益性や返済能力などが読み取れます。そのため決算書の内容がしっかりしていれば審査に通る可能性が高くなります。
- 事業年数: 創業して間もない企業の場合申し込むことができないケースもあります。申込条件に記載されていなくても、起業してから数年たっている方が信用度も高くなります。
- 税金の滞納: 税金をきちんと納めているかどうかも審査の上では大きなポイントです。税金の滞納が判明した場合、その会社は経営が苦しく返済能力がないと判断されます。そのため、審査に通らない可能性が高くなります。
9-4 申込書は正直に記入する
申込書の内容は正確なものを記載しましょう。中には事業の規模などを大きめに記載する方もいますが、審査の過程で必ず発覚します。その際に、悪質な嘘と判断されると、審査にも悪影響を及ぼします。場合によっては刑事罰の対象となる可能性もありますので、虚偽の記載は絶対にしないようにしてください。
申込書の内容は嘘偽りなく、正直に記載することが重要なポイントです。
9-5 必要書類は早めに用意する
ビジネスローンは、カードローンやフリーローンに比べ、審査に必要な書類が多く、揃えるのに時間がかかります。必用書類が揃わないと審査を受けられないため、事前にどのような書類が必要なのかを調べて、早めに準備しておきましょう。
本人確認書類はすぐに準備できたとしても、確定申告書の控えや決算書の控えなどは税務署の押印があるものを用意しておく必要があるため、時間がかかる可能性があります。さらに、ビジネスローンによっては事業計画書や資金繰り表など提出を求めるところもあるため、事前に確認して作成しておきましょう。
10. ビジネスローンの審査に落ちてしまう原因とは
ビジネスローンの審査に通らないケースに共通してみられる特徴があります。この特徴がビジネスローンの審査に落ちてしまう原因となっている可能性があります。
10-1 申込内容に不備・虚偽があった
申込書の内容に記載ミスや記入漏れがみられた場合、審査に不利になるケースもあります。特に年収や事業年数を間違えていると、虚偽ではなく記載ミスだったとしても、審査に通過したいための虚偽の記載ではないかと思われ、審査に落ちる原因となるため注意が必要です。
申込書を提出する際には、正確に記載ができているかを確認してから提出するようにしましょう。
10-2 返済能力がなかった
返済能力とは、ローンなどで借り入れた金額を返済していく中で、申込者が返済に充てることができる資金を完済まできちんと調達できるかどうかを示すものです。
事業の収益力がどれだけあるか、どのくらいの資産を保有しているかで判断されますが、返済能力があるとみなされないかぎり審査に通ることはできません。
10-3 申込条件を満たしていなかった
ビジネスローンをはじめとする各種ローンには、必ず申込条件が設けられています。そしてその条件を満たさない場合、申込むことはできません。
例えば対象年齢を満たしていない場合や事業年数が足りていなかったなどの場合は審査に通ることはできません。
このような事態を避けるためにも、申込前に申込条件を細かくチェックしておくことが大切です。
審査に落ちてしまうと、その情報が信用情報機関に登録されてしまうため、その後の申込みの際に不利になってしまう可能性も否定できません。
10-4 信用情報に問題があった
信用情報とは金融事故情報のことで、過去に債務整理をしたことがあったり、滞納を起していたことがあったりした場合、その情報が信用情報機関に一定期間登録されています。
そして審査の際には必ず信用情報機関に照会をかけるため、信用情報に傷があることは隠していても必ず判明してしまいます。事故情報が登録されている間はローンやクレジットカードの申込みは避けたほうが賢明です。
なお、信用情報に問題があるか調べたい場合は信用情報機関に対して開示の請求を行うことで調べることができます。
10-5 返済能力に対して借入希望額が高額だった
これまでに返済実績がないような状態で、いきなり高額な借入金額の申込みをすると審査に落ちやすいといわれています。ローンを利用するにあたっては、借り入れや確実な返済を繰り返し、返済能力および信用度を高めていくことが大切です。
そのため、まだ利用実績が浅いうちは必要最低限の金額で申込むようにしましょう。そして、確実な利用を続けていくことで返済能力があると判断され、審査に通る確率も高くなります。
また、利用中は必ず返済期日を守るなど、金融事故を起こさないように心掛けることも忘れないようにしてください。
11. ビジネスローンの審査に落ちてしまったときにすること
ビジネスローンを必ず借りたいと思い、注意点を守って申込んだとしても、審査に通らない可能性もあります。もし、ビジネスローンの審査に落ちてしまった場合には、以下の行動を考えましょう。
11-1 違うビジネスローンに申込みする
違うビジネスローンに申込むことで、審査に通る可能性があります。なぜなら、審査の基準はビジネスローンによって異なるからです。
ただ、短期間にあまりに多くのビジネスローンに申込むと、いわゆる「申込みブラック」の状態になってしまい、審査に通らなくなります。そのため、複数のローンに申込みしたいのであれば、半年は空けたほうがよいでしょう。
また、違う金融機関が提供しているビジネスローンでも、保証会社が同じといったケースがあります。審査は保証会社が行うため、同じ保証会社だと、再度申込んでも審査に通らない可能性が高いため、事前に保証会社が同じでないかどうかを確認し、申込むようにしましょう。
11-2 国の融資制度や補助金などを利用する
国の融資制度や補助金には、事業用資金を対象としているものもあります。
例えば新たに事業を始める方や事業開始後およそ7年以内の方に向け、「新事業育成資金」や「女性、若者/シニア起業家支援資金」などが用意されています。融資限度額も7億円強と高額で、上限3%の金利が適用されるため、低金利での高額融資を希望する方に向いています。
「新型コロナウィルス感染症特別貸付」は、新型コロナウィルス感染症の影響により、業績悪化などをきたしている中小企業に対して、今後、業績が回復することが見込まれる場合に、最大6億円までの資金を融資するものです。無担保、かつ低金利で借りられるため、条件に該当するなら、日本政策金融公庫に相談してみましょう。
中小企業に向けた補助金には、科学技術に関する独創的な研究や新技術の実用化を支援する「新事業開発助成」、新分野への展開や業態転換、業種転換、事業再編などの取り組みを通じた規模の拡大などといった事業再構築を支援する「事業再構築補助金」などがあります。
このようにさまざまな助成金や補助金があるため、気になるものがあれば応募してみましょう。
11-3 クラウドファンディングを利用する
クラウドファンディングとは、インターネットを利用し、不特定多数の方から資金調達を行う仕組みです。目標額に達した場合には、出資者に対して何らかのリターンを提供するもの、融資だけのみしてもらうもの、さまざまな種類があります。
クラウドファンディングで資金を集めるためには、プロジェクトページを公開し、出資者に興味を持ってもらわなければなりません。また、クラウドファンディングを利用したからといって、必ずしも資金調達に成功するとは限らない点にも注意が必要です。
11-4 カードローンを利用する
カードローンは基本的に資金使途が自由なローンです。ただし、事業性資金を除くとしているものもあります。また、カードローンはビジネスローンに比べると金利が高いという特徴があります。 借り入れするときは、支払う金利分がいくらになるのか確認してからにしましょう。
12. 必ず借りられるビジネスローンはない!審査を受けて事業資金を用意しよう
ビジネスローンには多くの商品がありますが、必ず借りられるビジネスローンはありません。ビジネスローンは、それぞれで審査基準が異なりますので、ある金融機関で審査に通らなかったとしても、別の金融機関に申込んだら審査に通るということもあり得ます。
ビジネスローンの審査に通らず、どうしても借り入れが必要な場合は、ほかのローンや国の補助金、助成金の制度を活用することをおすすめします。
13. よくある質問
ビジネスローンの利用にあたって、よくある質問とその回答を紹介します。不明な点や不安な点がある場合の参考にしてください。
13-1 開業資金をビジネスローンで借りることはできますか?
ビジネスローンで開業資金を借りることは可能です。ただし、ビジネスローンの中には開業資金として利用できないケースもありますので、申込前に商品概要説明書で確認するようにしてください。
ただし、開業資金として借りるためには、事業計画書や経営改善計画書などの提出が必要です。事業計画書や経営改善計画書の内容がしっかりしていないと、審査に通らない可能性が高いです。事業の収益性や返済能力があることがはっきりと分かる内容の書類を作成し、提出するようにします。
また、事業の安全性もチェックされますので倒産リスクを回避できる事業であることを示す内容を記載することも忘れないようにしておきましょう。
13-2 審査に落ちた場合、理由を教えてもらうことはできますか?
基本的にどの金融機関でも、審査に落ちた理由を教えてもらうことはできません。ただ、落ちたからには理由があるはずです。どうして審査に落ちたのか、その理由を自分で考えてみましょう。思いあたる原因があるなら、それを改善することを考えることが大切です。
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ライター紹介
- 氏名:
- 新井智美
- 保有資格:
- ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
- 主なキャリア:
- コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆及び監修も行い、現在年間200本以上の執筆及び監修をこなしている。これまでの執筆及び監修実績 は1,500本以上。
ビジネスローンに関するよくある質問
ここからはビジネスローンについてよくある質問について、その回答と合わせて紹介します。
- ビジネスローンの金利相場はどのくらい?
- ビジネスローンには担保を必要としない無担保型と担保を必要とする有担保型があります。金利相場は1%~18%と幅があります。また、有担保型のビジネスローンは担保がある分、無担保型に比べて金利は低く設定されている傾向です。
- ビジネスローンの審査基準とは?
- ビジネスローンの審査基準は各金融機関によって異なり、独自のスコアリングシステムによる自動審査が行われています。具体的な審査基準自体は開示はされていませんが、一般的な審査項目としては会社の決算情報、信用情報、事業の活動状況などになります。
- ビジネスローンの返済方法は?
- 返済方法としては、3つのタイプがあります。元利均等返済は返済額が一定のため、返済計画が立てやすくなります。元金均等返済は返済額は返済が進むにつれて少なくなっていきます。残高スライドリボルビング返済は元金と利息をあわせた毎月の返済額を、借入開始時の利用残高に応じて変動させて返済できます。
- ビジネスローンでお金を借りるまでの流れは?
- ビジネスローンの借り入れまでの流れは、①金融機関での申込み、②仮審査、③必要書類を提出し本審査、④契約、融資実行となります。審査結果によって、借入可能額の上限が決まるため、必ずしも希望額が借り入れできるわけではありません。
- ビジネスローンを利用するには保証人が必要?
- ビジネスローンは基本的に担保や保証人を必要としません。ただし、法人の場合は返済が滞ることを防ぐために原則契約者(代表者)が連帯保証人になる必要があります。借入先の金融機関に確認したうえで借り入れを検討するとよいでしょう。
- ビジネスローンの借り入れまでの日数はどのくらい?
- ビジネスローンの借り入れまでの日数は金融機関の種類によっても異なり、中には最短即日融資可能なものもありますが、多くは1週間~2週間程度で借り入れすることができます。特にノンバンクのビジネスローンはスコアリングシステムを利用した自動審査を採用しているため短期間での借り入れができます。
ライター紹介
- 氏名
- 新井 智美(あらい ともみ)
- 保有資格
- ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
- 主なキャリア
- コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆及び監修も行い、現在年間200本以上の執筆及び監修をこなしている。これまでの執筆及び監修実績 は1,500本以上。
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