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【第66回】必ず借りられるビジネスローンはある?個人事業主OKのビジネスローンを紹介します

2022年09月20日
必ず借りられるビジネスローンはある?個人事業主OKのビジネスローンを紹介します
ビジネスローンとは、資金使途が事業資金に特化しているローンです。法人や個人事業主が運転資金の調達や、取引先への支払いなど、一時的にまとまった資金が必要になった時に利用できます。
ビジネスローンは、必ず審査を受けなければならず、絶対に借りられるわけでははありません。今回はビジネスローンの審査について解説するとともに、個人事業主も借りられるおすすめのビジネスローンをご紹介します。

1. ビジネスローンとは?カードローンとの違い

ビジネスローンは、資金使途が事業資金に限定されており、利用できるのは法人もしくは個人事業主に限られます。一方、カードローンは原則として誰でも申込むことができ、資金使途も原則自由です。

ビジネスローンは、事業資金という特性から、借入可能額が高めに設定されているケースが多く、その分審査もカードローンと比べると厳しいといわれています。

ただし、なかには担保を提供することで、より高額な融資を低金利で受けられるビジネスローンもあり、有担保での融資が用意されている点はカードローンにはないメリットといえるでしょう。

2. 必ず借りられるビジネスローンはある?

結論から言って、必ず借りられるビジネスローンは存在しません。ローン、つまり融資という性質上、利用の際には必ず審査を受ける必要があります。これは法人でも個人事業主でも同じことです。金融機関としても、融資を行う以上、貸し倒れのリスクをできるだけ防ごうとします。そのため、確実に返せるだろうと思える金額までしか融資を行いません。経営状況や事業規模によっては、思ったほど借りられなかったということも十分にあり得ます。

中には審査に通りやすいビジネスローンを紹介されることもあるかもしれませんが、内容は審査基準が異なるだけの可能性が高いと思った方がいいでしょう。

3. 審査がないビジネスローンは危険

なかには「審査不要」を謳っている貸金業者も存在します。しかし、貸金業法第13条に定められているとおり、融資を行うにあたり審査を行わないことは違法になります。

そのため、審査を行わないビジネスローンは法律に従っていない「闇金」の可能性があります。闇金は違法な取立てを行うなどの特徴がありますが、最近では、利用者に対して優しく接する「ソフト闇金」と言われる貸金業者もみられます。

3-1 闇金を見極める方法

闇金には基本的に審査を行わないと広告している業者が多いという特徴があります。また、事業としてお金を融資する場合は金融庁への登録が義務づけられているにもかかわらず、登録を行っておらず、10日で10%の金利といった法外な金利で貸付けを行っているところもあります。

お金を借りようと思った業者が闇金かどうかを見分けるには、まず登録番号を調べるようにしましょう。金融庁のサイトには、「登録貸金業者情報検索サービス」があり、貸金業を行うとして登録を受けた登録業者が分かるようになっています。

この検索サービスに載っていない、もしくは登録番号がない貸金業者は闇金の可能性が高いため、絶対に利用しないようにしましょう。

4. 個人事業主も借りられるおすすめビジネスローンまとめ

ビジネスローンのなかには、利用条件を法人のみとしており、個人事業主は利用できないものもあります。ここでは、個人事業主が借りられるビジネスローンを紹介します。

※紹介するビジネスローンの情報は2022年8月現在のものです。

4-1 りそなビジネスローン「活動力」

全国の提携ATMにて必要なときに借り入れおよび返済が可能です。また、担保の提供や第三者保証が不要で最大500万円までの融資枠が設定されています。創業して間もない、決算書のない企業でも最大100万円が借り入れられるため、創業間もないときの資金として活用できる点がおすすめです。

金利 年6.0%、年10.0%、年14.0%
借入可能額 10万円~500万円
借入期間 法人:3年ごとの更新
個人事業主:1年ごとの更新
申込条件 以下の全ての条件を満たす法人または個人事業主 ・りそなグループでの融資取引がない
・アイフル株式会社の保証を受けられる
・原則として信用保証協会利用対象業種である
・連帯保証人(法人代表者)、借入人(個人事業主)の借入申込時の年齢が満20歳以上69歳以下で、日本国籍以外の場合は永住者または特別永住者である
・手形交換所または電子債権記録機関の取引停止処分を受けていない
資金使途 事業資金(創業資金を含む)
必要書類 (法人)
・直近2期分の決算書
・履歴事項全部証明書(商業登記簿謄本)
・代表者の本人確認資料 (個人事業主)
・本人確認資料
・所得証明書(申込金額が300万円超の場合)
担保・保証人 担保:不要
保証人:法人の場合は原則として法人代表者、個人事業主の場合は不要
手数料 不要
保証会社 アイフル株式会社

4-2 PayPay銀行ビジネスローン(個人事業主向け)

PayPay銀行のビジネスローンを利用するためには、PayPay銀行の個人事業主向けの普通預金口座「ビジネスアカウント」の開設が必要ですが、契約時までに口座を開設していれば問題ありません。

事務手数料や維持費がかからないため、低コストで借り入れられる点が特徴的です。また、Visaデビットを使った自動融資サービスも利用できるため、急に現金が必要になった時や、まとまった支出がある時などに便利でしょう。

金利 年1.8%~13.8%(変動金利)
借入可能額 10万円~500万円
借入期間 1年(自動更新)
申込条件 以下の条件を満たす個人事業主
・日本国籍を有している、もしくは外国籍で日本での永住権を有している
・申込時の年齢が満20歳以上満69歳以下
資金使途 事業性資金
必要書類 審査に必要な書類は特になし
契約までに、審査の過程で下記の書類が必要になる場合がある
・事業の実体が確認できる資料
・所得証明書類など
担保・保証人 不要
手数料 不要
保証会社 アイフル株式会社

4-3 愛知銀行個人事業主向けビジネスローン「ナイスカバー」

愛知銀行の営業区域内で事業を営んでいる個人事業主に向けたビジネスローンで、融資形式が証書貸付であるのが特徴です。融資期間が最長10年と長いため、無理なく返済できるローンとしておすすめです。

申込みはインターネットもしくは来店で行え、確定申告書など経営状況を確認できる書類も必要ありません。

金利 年4.8%、年8.0%、年13.5%
借入可能額 10万円~500万円
借入期間 最長10年
申込条件 以下の条件を全て満たす人
・申込時の年齢が満20歳以上で、完済時の年齢が満81歳未満
・愛知銀行に普通預金または当座預金がある
・安定かつ継続した収入がある
・愛知銀行の営業区域内で事業を営んでいる個人事業主
資金使途 事業性資金
必要書類 本人確認書類
担保・保証人 不要
手数料 不要
保証会社

4-4 横浜銀行ビジネスフリーローン(個人事業主向け)

神奈川県内および東京都町田市に居住もしくは事務所がある個人事業主が利用できるビジネスローンです。安定した収入を要件としているものの、必要書類は本人確認書類だけでよく、複数の借入先をまとめるおまとめローンとしても利用可能です。

一部繰上手数料や条件変更手数料がかかるものの、年14.5%の金利が適用されている場合は、手数料が免除され、必要となる手数料は全額繰上返済手数料のみです。

金利 年4.8%、年8.0%、年14.5%
借入可能額 10万円~500万円
借入期間 1年以上10年以内
申込条件 以下の条件を満たす人 ・借入時点の年齢が満20歳以上、最終返済時の年齢が満76歳未満
・安定した収入のある個人事業主
・保証会社の保証を受けられる人
・神奈川県内および東京都町田市に居住もしくは勤務している人
資金使途 事業資金(個人間での受け渡し資金は不可)
必要書類 本人確認書類
担保・保証人 不要
手数料 一部繰上返済手数料:5,500円
条件変更手数料:5,500円
全額繰上返済手数料:3,300円
※適用金利が年14.50%の場合は、一部繰上返済手数料および条件変更手数料はかかりません
保証会社 株式会社クレディセゾン

4-5 東京スター銀行中小企業向け融資・ビジネスローン

東京スター銀行では、個人事業主向けに「スター不動産担保ビジネスローン」、「スタービジネスカードローン」、「スタークイックビジネスローン」の3種類が用意されています。今回はそのうちの1つ「スタークイックビジネスローン」を紹介します。

無担保ながら最大1,000万円まで借りられるビジネスローンは珍しいでしょう。繰上返済の手数料も無料に設定されているなど、借りた後の細かい手数料を考えなくてもいい点もメリットです。

証書貸付ですので、繰り返し借りることはできませんが、借入希望額が決まっており、追加での融資を考えていない個人事業主におすすめです。

金利 年4.5%~14.5%
借入可能額 10万円~1,000万円
借入期間 1年以上10年以内
申込条件 以下の条件に該当する人
・事業を営んでいる法人代表者、個人事業主
・申込時の年齢が満20歳以上、契約時の年齢が満69歳以下
・保証会社の保証を受けられる人
資金使途 事業性資金
必要書類 本人確認資料
直近1期分の収入がわかる書類
個人事業開業届出済証明書など
担保・保証人 不要
手数料 不要
保証会社 アイフル株主会社

4-6 きらぼし銀行スモールビジネスローン

融資期間が6ヶ月以内のため、短期間の融資やつなぎ融資の目的で利用する人に向いています。申込み後面談を行い、翌営業日には審査の回答が得られるため、融資を急いでいる方にもおすすめです。

ただし、面談や契約の際には来店が必要となるため、遠方の人は日程を調整する必要があります。

金利 年4.0%~年9.0%(固定金利)
借入可能額 100万円~1,000万円(原則として月商の範囲内)
借入期間 6ヶ月以内
申込条件 ・従業員数30名未満の法人および個人事業主
・原則として設立および営業2年以上
・青色申告をしている
・きらぼし銀行と融資取引がない、もしくはスモールビジネスローン取扱窓口と取引がある
資金使途 事業資金(健全な運転資金に限る)
必要書類 (法人)
・直近の決算書1期分(原本)
・本人確認書類
(個人事業主)
・確定申告書および付属の青色申告決算書1期分(原本)
・本人確認書類
担保・保証人 原則不要
手数料 融資金額および融資期間に応じた事務手数料が必要
保証会社

4-7 Orico個人事業主専用ローンカードCREST for Biz(クレストフォービズ)

個人事業主向けのカードローンで、ネット入会と同時に借入を申込むことで、最大2%の金利優遇を受けられるキャンペーンを行っています。カードローンではあるものの、総量規制の対象外となっている点も特徴的です。

年会費は無料ですので、保有コストを気にすることもないでしょう。返済プランは「残高スライド」と「定額返済」が用意されていますが、利用にあたっては、事前にシミュレーションを行い、無理なく返済できる額を借り入れることが大切です。

金利 年6.0%~年18.0%
借入可能額 10万円~300万円
借入期間
申込条件 個人事業主であること
資金使途 事業性資金
必要書類 ・本人確認資料
・所得証明書類(確定申告書、青色申告決算書、収支内訳書)
・「事業状況のご確認」もしくは借入計画書など
担保・保証人 不要
手数料 不要
保証会社  -

4-8 アイフルビジネスファイナンス

アイフル株式会社100%出資の連結子会社であるアイフルビジネスファイナンスは、多くのビジネス商品を用意していますが、ここでは「事業者向けビジネスローン」を紹介します。

最短翌日の融資が受けられるため、資金繰りに急いでいる人におすすめです。証書貸付で最大1,000万円まで借りることができますが、金利が高めに設定されていることもありますので、借りた後はできるだけ早めの返済を考えるようにしましょう。

金利 年3.1%~年18.0%
借入可能額 50万円~1,000万円
借入期間 最長5年(元利均等返済の場合)
申込条件 法人(75歳まで)または個人事業主(69歳まで)
資金使途 事業資金
必要書類 (法人)
・代表者の本人確認書類
・決算書
(個人事業主)
・本人確認資料
・確定申告書
・アイフルビジネスファイナンス所定の事業内容確認書(事業計画書・資金繰り表)など
担保・保証人 原則不要
※法人の場合は代表者が連帯保証をする
手数料 契約締結時の印紙代
保証会社

4-9 プロミス自営者カードローン

最短即日で融資を受けられる点がプロミス自営者カードローンの強みです。資金使途が事業性資金以外に生計費も対象となっている点は、自営業者にとって非常にありがたく感じられるのではないでしょうか。

また、プロミスを初めて利用する人に対し30日間の無利息サービスが設けられているため、とりあえず申込み、資金が必要になった時に、無利息サービスも合わせて利用できるようにしておくと安心です。

金利 年6.3%~年17.8%
借入可能額 最大300万円
借入期間 最長6年9ヶ月
申込条件 年齢が20歳以上65歳以下の自営業者
資金使途 事業資金・生計費
必要書類 ・本人確認書類
・収入証明書類2種(確定申告書、青色決算申告書、収支内訳書)
・事業の実態を証明する書類(営業許可書、発注書、領収書など)
担保・保証人 不要
手数料 不要
保証会社

5. 法人が利用できるビジネスローン

利用者が法人のみに限られている、つまり個人事業主は利用できないビジネスローンもあります。ここでは、法人のみが利用できるビジネスローンについて紹介します。

5-1 みずほスマートビジネスローン

みずほ銀行からインビテーション(招待)を受けた法人しか利用できないビジネスローンで、法人なら誰でも利用できるわけではありません。招待制だからこそ年1.0%の低金利で提供できることが読み取れます。

招待制であるため、審査に必要な書類をこちらで揃えなくて済む点もメリットでしょう。申込みから契約までの手続きは専用のサイトで行われますので、少しVIPな感じを味わえるかもしれません。ただし、借入期間が1年以内となっていますので、長期の借り入れには向いていません。

借り入れの際も1年以内に必ず返せる額かどうかを考えて借りるようにしましょう。

金利 年1.0%台~年14.0%
借入可能額 10万円~1,000万円
借入期間 1年以内
申込条件 以下の全ての条件を満たす法人
・みずほ銀行に一定期間口座を持っている
・みずほ銀行に借入残高がない
・みずほ銀行からのインビテーションを受けている
・法人の代表者による申込みは必須
資金使途 事業用運転資金
必要書類 不要
担保・保証人 担保:不要
保証人:代表者の連帯保証が必要
手数料 不要
保証会社

5-2 三井住友銀行ビジネスセレクトローン

無担保で最大1億円まで、担保を提供することで最大3億円までの借り入れが可能になることに加え、高額を比較的低金利で借りられる点が魅力的です。また、メガバンクといった信用力も、その後のサポート面などでの安心につながるのではないでしょうか。

事務手数料が必要になることや、融資までの時間がかかる点は気になるところですが、高額な融資を低金利で借り入れたい人は1度相談してみてもいいかもしれません。上限金利が明記されていないため、借入希望額によっては、ほかのビジネスローンよりも高い金利が適用される可能性があります。申込みの際にしっかりと確認しておきましょう。

金利 年2.125%~(変動金利の場合)
借入可能額 最大1億円
借入期間 最長7年
申込条件 以下の条件を満たす法人
・業歴2年以上
・三井住友銀行の取り扱い窓口で取引が可能な地域に所在している
・最新決算期において、債務超過でない
・申込みの時点で税金の未納がない
資金使途 事業資金(運転資金、設備資金など)
必要書類 ・最新の税務申告書(原本3期分)
・最新決算期の納税証明書(法人税・消費税、その1・3-3)
・商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
担保・保証人 担保:不要
保証人:代表取締役全員の連帯保証が必要
手数料 33,000円~99,000円の事務手数料が必要
保証会社

6. ビジネスローンを借りるメリット

カードローンをはじめ、金融機関から融資を受ける方法は多く存在しますが、そのなかで、あえてビジネスローンを利用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。代表的なメリットについて、解説します。

6-1 比較的低金利

ビジネスローンの金利は一般的に低めに設定されている点が、メリットとして挙げられます。カードローンやフリーローンを利用する場合、銀行なら最大15%、消費者金融なら最大18%程度になりますが、それに比べると低金利で借りることができます。

ただし、この比較はカードローンやフリーローンを利用する場合です。仮に銀行で事業融資を受けるなら、2%前後の金利で借りることができるため、条件が合うなら事業融資を選んだ方がいいでしょう。

ただ、事業融資の場合は申込んでから審査、そして契約、融資実行まで1ヶ月程度かかる場合もあるため、早く借り入れたい人にはビジネスローンが向いているといえるでしょう。

6-2 融資までの時間が早い商品が多い

上でも少し述べましたが、銀行での事業融資の場合、申込みから融資実行まで1ヶ月程度の期間がかかります。

ビジネスローンの場合、早ければ即日融資可能というところもあり、急にまとまった資金が必要になった際に利用しやすい点がメリットです。さらに、必要書類が本人確認書類のみでよいケースもあり、銀行融資に比べると手続きの際に用意する書類が少なくて済みます。

6-3 一括返済を選べる場合がある

ビジネスローンのなかには、契約時に一括返済を選べる商品もあります。一括返済を選び、かつ早めに返済することで、金利負担分を抑えることができます。

つなぎ融資に利用するなど、返済資金がはっきりと分っている場合は一括返済を選ぶとよいでしょう。どちらにしても、返済に関しては無理のないように、きちんと返済計画を立ててから行うようにしてください。

6-4 来店不要、インターネット完結の商品もあり

カードローンと同様に、来店不要やインターネットで申込みから契約まで完結する商品があります。また、無担保、保証人なしで借りられる点もメリットです。担保の提供や保証人をつけるとなるとその分審査に時間がかかることになるため、審査時間の短縮になるしょう。

7. ビジネスローンを借りるデメリット

ビジネスローンには上に挙げたメリットがありますが、もちろんデメリットも存在します。以下に挙げるデメリットの内容をしっかりと理解し、利用することが大切です。

7-1 用意する書類が多い

カードローンやフリーローンに比べ、審査のために用意しなければならない書類が多い点がデメリットです。カードローンやフリーローンの場合、基本的に本人確認書類のみであるケースは多いですが、ビジネスローンの場合は、本人確認書類以外に、決算書なども必要になる場合があります。

7-2 個人事業主は借りられないときもある

ビジネスローンには、法人のみを対象としているものもあります。法人のみを対象としているビジネスローンだと、個人事業主は申込むことすらできません。そのため、事前に利用条件を確認し、条件を満たしているかを確認するようにしましょう。

逆に個人事業主のみを対象としているビジネスローンもありますので、個人事業主なら、個人事業主専用のビジネスローンも視野に入れて、複数社を比較検討してみましょう。

7-3 手数料がかかるものもある

ビジネスローンのなかには、融資の時に手数料がかかる商品もあります。手数料の多くは事務手数料ですが、定額制のものや融資額そして融資期間で計算されるものもあり、借入金額によっては高額になる可能性もあります。

ビジネスローンの利用にあたって、手数料が発生するのか、発生するならどのような手数料で、金額はどのくらいになるのかを事前に確認しておくことが大切です。

7-4 銀行融資と比べて借入可能額が低い

一般的にビジネスローンの最大融資額は500万円程度に設定されています。銀行融資が最大1億円程度に設定されていることに比べると、借入可能額が低いと感じられる点は否めません。

ビジネスローンのなかでも、最大1,000万円の融資を可能としているところもありますが、最終的な借入額は審査によって決まるため、高額な融資を希望していても叶わない可能性があります。

8. ビジネスローンを必ず借りたいときの注意点

ビジネスローンを必ず借りたいなら、以下の注意点を意識しましょう。必ず借りたい人は、よく読んで参考にしてください。

8-1 債務整理の経験があると審査が厳しくなる

ビジネスローンでは、経営状況の審査が行われますが、同時に借り入れる本人の信用情報も必ずチェックします。その際に、任意整理や個人再生、自己破産など、債務整理の経験があることがわかった場合、審査に通る可能性はかなり低くなると考えたほうがよいでしょう。

法人でも、過去に経営破綻の事実があると、審査に通過するのは難しくなります。

8-2 創業年数が浅いと審査に通過しにくい

申込条件に創業1~2年以上と明記しているところがあるように、創業年数が浅いと審査に通過しにくい傾向が見られます。なぜなら、創業年数が1年に満たない場合、事業が軌道に乗っているのか、また、今後も収益が見込めるのかの判断がつきにくいからです。

審査通過の可能性を上げたいのであれば、創業1年経つのを待って申込みをした方がいいでしょう。

8-3 申込書は正直に記入する

申込書の内容は正確なものを記載しましょう。なかには事業の規模などを多めに記載する人もいますが、審査の過程で必ず発覚します。その際に、悪質な嘘と判断されると、審査にも悪影響を及ぼします。場合によっては刑事罰の対象となる可能性もありますので、虚偽の記載は絶対にしないようにしてください。

申込書の内容は嘘偽りなく、正直に記載することが重要なポイントです。

8-4 必要書類は早めに用意する

ビジネスローンは、カードローンやフリーローンに比べ、審査に必要な書類が多く、揃えるのに時間がかかります。必用書類が揃わないと、審査を受けられないため、事前にどのような書類が必要なのかを調べて、早めに準備しておきましょう。

本人確認書類はすぐに準備できたとしても、確定申告書の控えや決算書の控えなどは、税務署の押印があるものを用意しておかなければならないため、時間がかかる可能性があります。さらに、ビジネスローンによっては事業計画書や資金繰り表など提出を求めるところもあるため、事前に確認して作成しておきましょう。

9. ビジネスローンの審査に落ちてしまったときにすること

ビジネスローンを必ず借りたいと思い、注意点を守って申込んだとしても、審査に通らない可能性もあります。もし、ビジネスローンの審査に落ちてしまった場合は、以下の行動を考えましょう。

9-1 違うビジネスローンに申込みする

違うビジネスローンに申込むことで、審査に通る可能性があります。なぜなら、審査の基準はビジネスローンによって異なるからです。

ただ、短期間にあまりに多くのビジネスローンに申込むと、いわゆる「申込みブラック」の状態になってしまい、審査に通らなくなります。そのため、複数のローンに申込みしたいのであれば、半年は空けたほうがよいでしょう。

また、違う金融機関が提供しているビジネスローンでも、保証会社が同じといったケースがあります。審査は保証会社が行うため、同じ保証会社だと、再度申込んでも審査に通らない可能性が高いため、事前に保証会社が同じでないかどうかを確認し、申込むようにしましょう。

9-2 国の融資制度や補助金などを利用する

国の融資制度や補助金には、事業用資金を対象としているものもあります。

例えば新たに事業を始める人や事業開始後およそ7年以内の人に向け、「新事業育成資金」や「女性、若者/シニア起業家支援資金」などが用意されています。融資限度額も7億円強と高額で、上限3%の金利が適用されるため、低金利での高額融資を希望する人に向いています。

「新型コロナウィルス感染症特別貸付」は、新型コロナウィルス感染症の影響により、業績悪化などをきたしている中小企業に対して、今後、業績が回復することが見込まれる場合に、最大6億円までの資金を融資するものです。無担保、かつ低金利で借りられるため、条件に該当するなら、日本政策金融公庫に相談してみましょう。

中小企業に向けた補助金には、科学技術に関する独創的な研究や新技術の実用化を支援する「新事業開発助成」や、新分野への展開や業態転換、業種転換、事業再編などの取り組みを通じた規模の拡大などといった事業再構築を支援する「事業再構築補助金」などがあります。

このようにさまざまな助成金や補助金があるため、気になるものがあれば応募してみましょう。

9-3 クラウドファンディングを利用する

クラウドファンディングとは、インターネットを利用し、不特定多数の人から資金調達を行う仕組みです。目標額に達した場合には、出資者に対して何らかのリターンを提供するもの、融資のみしてもらうもの、さまざまな種類があります。

クラウドファンディングで資金を集めるためには、プロジェクトページを出資者の興味を持ってもらわなければなりません。また、クラウドファンディングを利用したからといって、必ずしも資金調達に成功するとは限らない点にも注意が必要です。

9-4 カードローンを利用する

カードローンは基本的に資金使途が自由なローンです。ただし、事業性資金を除くとしているものもあります。ただし、カードローンはビジネスローンに比べると金利が高いという特徴があります。 借り入れするときは、支払う金利分がいくらになるのか確認してからにしましょう。

まとめ 必ず借りられるビジネスローンはない!審査を受けて事業資金を用意しよう

ビジネスローンには多くの商品がありますが、必ず借りられるビジネスローンはありません。ビジネスローンは、それぞれで審査基準が異なりますので、ある金融機関で審査に通らなかったとしても、別の金融機関に申込んだら審査に通るということもあり得ます。

ビジネスローンの審査に通らず、どうしても借り入れが必要な場合は、ほかのローンや国の補助金、助成金の制度を活用することをおすすめします。

必ず借りられるビジネスローンはない!審査を受けて事業資金を用意しよう

ビジネスローンには多くの商品がありますが、必ず借りられるビジネスローンはありません。ビジネスローンは、それぞれで審査基準が異なりますので、ある金融機関で審査に通らなかったとしても、別の金融機関に申込んだら審査に通るということもあり得ます。

ビジネスローンの審査に通らず、どうしても借り入れが必要な場合は、ほかのローンや国の補助金、助成金の制度を活用することをおすすめします。

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ライター紹介

氏名:
新井智美
保有資格:
ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
主なキャリア:
コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)を行う他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に金融メディアへの執筆及び監修も行い、現在年間200本以上の執筆及び監修をこなしている。これまでの執筆及び監修実績 は1,500本以上。
  • ※融資の審査に関する内容につきましては、特定の金融機関がお申込みされたお客様に対して独自に行うものであり、当社は審査の過程および結果については一切関与しておりません。また、特定の金融機関の審査への適合性、正確性、完全性について保証するものではありません。
  • ※金利や借入条件などの詳細については、金融機関から直接提供される正確かつ最新の情報を必ずご確認ください。